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うねり毛とは一体何なのか?特徴と原因、対策について解説

髪の大きな悩みの一つ、うねり毛。

とくに梅雨時期など、うねり毛によってスタイリングがきまらないとお悩みではないでしょうか?

うねり毛を対策するためには、特徴や原因を理解しておくことが重要です。

本記事では、うねり毛の特徴や原因とそれに対しての対策を解説していきます。

うねり毛の特徴

うねり毛とは、縄をイメージするようなねじれた髪の状態を言います。

ねじれた髪だけではなく、様々な特徴があります。

うねり毛の特徴は以下の通りです。

髪がパサつきやすい

うねり毛は髪がパサつきやすいです。

髪がねじれることによって髪の太さがまばらになります。

そのため、髪のキューティクルがはがれやすくなり髪の内部の水分やたんぱく質が流れてしまいます。

水分やたんぱく質がなくなることで、髪がスカスカで空洞になりツヤのないパサついた髪になるのです。

髪がスカスカになった部分から水分が入り込んで膨張し、髪の形が変形してうねりの原因になります。

切れ毛になりやすい

切れ毛は髪のダメージによって起こります。

髪の内部はコルテックスと呼ばれており、髪の約85〜90%を占めています。

コルテックスは、髪の表面であるキューティクルで守られていますがキューティクルが傷つき水分やたんぱく質が流れでてしまうのです。

スカスカになった髪は、ブラッシングなどに耐えることが出来ず弱く切れやすい髪になります。

切れ毛は、髪の水分やたんぱく質の欠如によって起こるためダメージを受けている部分から水分を吸収してうねりの原因になります。

髪がチリチリする

うねり毛は、髪がチリチリになることが原因になります。

大きな原因として、髪のカラーリングやパーマの薬剤の場合が多いです。

通常、髪は弱酸性が健康な髪で、カラーリングやパーマの薬剤は強いアルカリ性です。

強いアルカリ性のものが髪につくことで髪は痛み、チリチリになってしまいます。

うねり毛5つの原因

髪がうねるのはどのような原因があるのか?

ここでは5つの原因を紹介していきます。

遺伝によるもの

うねり毛は、遺伝と考えられる場合が多いです。

幼少期からうねり毛であるのは、両親や親戚などの遺伝を疑いましょう。

うねり毛は、毛根の状態や髪の水分量が遺伝しやすく親族でうねり毛の方がいる場合は先天的なものかもしれません。

基本的に、遺伝によるうねり毛が自然に治ることはありません。

うねり毛の遺伝の原因は前述の通り、毛根の状態や髪の水分量です。

これらは、自然に治っていくのは考えにくいのですが思春期や成長期に髪質が変わることはあります。

ですが、自分ではコントロール出来ないので理想的な髪になることは少ないでしょう。

毛穴の汚れ

うねり毛になる原因として、毛穴の汚れも関係してきます。

毛穴や頭皮を清潔にしておくことは重要です。

花粉やホコリ、排気ガスはもちろん、日常的におこなっているシャンプーやコンディショナーの洗い残しなどは毛穴を汚す原因になります。

毛穴が汚れると、毛を作る毛乳頭の役割を果たすことが影響してうねり毛を引き起こす原因になるのです。

加齢によるもの

加齢はうねり毛を引き起こす原因になります。

中でも加齢によるうねりの原因は2つに分かれます。

自立神経の乱れ

自律神経が乱れると血流が悪くなります。

血流が悪くなることによって、頭部にも血流が行きにくくなり血液で運ばれるであろう酸素や栄養分がが不足します。

それが、頭皮のハリや弾力の低下につながるのです。

頭皮のハリや弾力の低下は、毛穴の形の変形につながり生える毛がうねる原因になります。

女性ホルモンの変化

加齢により、女性ホルモンに変化が生じうねり毛を引き起こします。

女性ホルモンが分泌されることによって、髪の量や髪の質に影響が出てきます。

髪の量や髪の質に影響が出るのは、女性ホルモンの分泌量によって髪への栄養に変化が生じるためです。

ホルモンバランスの変化により髪に栄養が行き届かなくなると、髪のハリやツヤがなくなってうねり毛の原因になります。

髪へのダメージ

髪のダメージは、うねり毛を引き起こします。

とくに、ヘアスタイルを整える時に使用するドライヤーやヘアアイロンの熱や、日常生活での紫外線や乾燥は髪に大きなダメージを与えます。

ダメージの蓄積によって、髪のキューティクルが剥がれてしまうのです。

キューティクルが剥がれることによって、髪の毛の水分や栄養分が流れでます。

剥がれたキューティクルから、髪の毛が水分を吸い取り膨張してうねり毛の原因になります。

髪の栄養不足

髪に栄養が行きわたらないと、うねり毛を引き起こします。

不規則な生活をしてしまうことで、髪への栄養供給に影響が出てきます。

栄養が偏る原因としては、食事のバランスや飲酒、喫煙、ストレスや睡眠不足です。

髪に栄養が行き届かなくなると、髪はもろく弱い状態になります。

とくに髪のタンパク質不足はうねり毛の原因となります。

うねり毛の対策

髪のうねりをケアするにはどうしたらよいのだろうか?

ここでは、うねり毛の対策を紹介していきます。

頭皮マッサージをする

頭皮マッサージはうねり毛の対策として効果的です。

頭皮を適度にマッサージすることで血行を良くすると、髪への栄養がスムーズに届きやすくなります。

そしてマッサージで髪へ栄養が行きわたると、健康な髪が作られていきます。

頭皮マッサージの方法としては、日々のシャンプーでマッサージすることがおすすめです。

シャンプーの時に1〜2分の頭皮マッサージを続けていくことがポイントです。

生活習慣の見直しをする

健康な髪を作るために、規則正しい生活をしましょう。

とくに、食習慣が大事です。

髪に必要な成分として重要になってくるのはたんぱく質です。

たんぱく質不足は、髪のうねりを引き起こします。

たんぱく質が取れる食材としては、肉、魚、大豆製品、ナッツ類があげられます。

しかし、たんぱく質だけを取るのではなく野菜などをしっかり摂取して、バランスの良い食事をとりましょう。

注意するべき食材としてはアルコールです。

アルコールは、髪に栄養を伝達するのに悪影響を及ぼします。

髪を作るのに重要な成分のナイアシンがアルコールを摂取することによって、アルコール分解にナイアシンが使われてしまうのです。

うねり毛の対策のために、生活習慣には十分注意しましょう。

ヘアケアをしっかりとする

うねり毛を防止するために、ヘアケアをしっかりしましょう。

うねり毛の原因はキューティクルが損傷することが考えられます。

ドライヤーやヘアアイロンによるダメージに注意することと紫外線対策をしっかりとしましょう。

通常のシャンプーはとくに大事で、髪を乾かすときには強くタオルで擦らず叩くように乾かしましょう。

まとめ

うねり毛の特徴や原因、対策について紹介してきました。

うねり毛の大きな原因としては、キューティクルが痛むことによって水分や栄養分が流れ落ちることです。

うねり毛を作らないために、キューティクルのケアをしっかりとすること日々の生活習慣が重要になります。