シャンプーとリンスが一度にできるリンスインシャンプー。ヘアケアの時短になるのは大きなメリットですが、髪に悪影響がないか気になりますよね?そこで、今回はリンスインシャンプーのメリット・デメリットを解説します🎵
意外と知らない?リンスインシャンプーとは
美容意識の高い女性にとって、ヘアケアはフェイスケアやボディケアと同じくらい大切なもの。丁寧にケアをして、常に綺麗な髪をキープしたいですよね。
とはいえ…仕事やプラーベート、お子様がいる家庭は育児など、現代女性はなにかと忙しい!!そんな時に頼りになるのが、シャンプーとリンスを1ステップで済ませられるリンスインシャンプーです。最近はオールインワンシャンプーなどとも呼ばれています。需要に合わせ商品数も増えており、実は気になっていた、という人も多いでしょう。
リンスインシャンプーですが、実は単純にシャンプーとリンスを混ぜたものではありません。正体は、シャンプーに髪を保護する成分を加えたもの。この成分が髪の摩擦や静電気を抑えたりすることで、まるでリンスをしたかのような洗い上がりにしてくれるのです。
シャンプーは主に洗浄力の高い陰イオン界面活性剤で構成されていますが、リンスは髪表面の手触りを整え、静電気を抑えてくれる陽イオン界面活性剤で構成されています。シャンプーとリンスを混ぜると互いの効果を打ち消し合ってしまうため、手持ちのシャンプーとリンスを混ぜて使う、なんていうことはやめてくださいね。
リンスインシャンプーとは、シャンプーとリンスの機能を一つにした洗髪料のことです。化学的には、高分子(リンス)と低分子(シャンプー)の溶解速度の差を利用したものです。
通常のシャンプーとリンスを混ぜても、リンスインシャンプーにはならず、それどころか洗浄力を失う事になるので注意しましょう。
リンスインシャンプーのメリット・デメリット
便利なリンスインシャンプーですが、「リンスインシャンプーは髪に悪い」「髪がきしんだり痛んだりしやすい」なんていう声も少なくなく、リンスインシャンプーの具体的なメリット・デメリットも気になりますよね。
そこで、リンスインシャンプーの良い点・悪い点をそれぞれ簡単に解説します。
リンスインシャンプーを使う3つのメリット
リンスインシャンプーを使うことで得られるメリットは
メリットその1 ヘアケアの時短
一番大きなメリットといえば、やっぱり時短ですね!
通常であれば、「予洗いする→シャンプーする→すすぐ→リンスをする→すすぐ」という工程が必要ですが、リンスインシャンプーなら「予洗いする→シャンプーする→すすぐ」に短縮化が可能。
疲れ切っていてバスタイムを手早く終わらせたいときや、忙しくてヘアケアに時間をかけられないとき、お子さんと一緒にお風呂に入るときなどなど、リンスインシャンプーが頼れる存在になるでしょう。
メリットその2 ヘアケアのコスパ削減
リンスインシャンプーを使っていればわざわざリンスを買う必要がなくなります。必然的に、ヘアケアにかけるコストを抑えることができます。リンスの分の費用をアウトバストリートメントにまわしたり、ボディケアやスキンケアにまわしたりするのもいいですね。
メリットその3 エコになる
すすぎの工程が減って水の消費量が減ることに加え、リンスの容器のぶんだけプラスチックゴミを削減できるため、わずかですがエコに貢献できます。日常的に取り組める小さなエコから地球の未来を考えるのも大切ですよね。地球に優しくしながら時短ヘアケアで楽でき、まさに一石二鳥です!
リンスインシャンプーのデメリット
続いてはデメリットについてです。リンスインシャンプーはその成分や性質から、以下の3つがデメリットとして挙げられます。
デメリットその1 ヘアケア効果が低い
先ほども解決しましたが、リンスインシャンプーはシャンプーにリンスのような効果のある成分を加えたものです。ヘアケア効果が全くないとはいいませんが、シャンプー単体・リンス単体で使用したときよりも、どうしてもヘアケア効果が落ちてしまいます。
洗い上がりのサラサラ感やしっとり感などに物足りなさを感じる可能性があり、ダメージの強い髪のケアにはあまりおすすめできません。
デメリットその2 臭いやかゆみの原因になることもある
リンスインシャンプーは先にシャンプー成分が作用し、髪をすすぐときに毛髪保護成分が作用する仕組みになっています。つまり、すすぎ流した後も髪に残る成分によって、リンスのような効果が発揮されるのです。
そのため、髪や頭皮に成分が残り、臭いやかゆみに繋がってしまうケースも少なくありません。すべての人、すべてのリンスインシャンプーに当てはまるわけではありませんが、注意すべき点といえるでしょう。
デメリットその3 脂性肌には向いていない
リンスインシャンプーは成分が髪や頭皮に残りやすいため、脂性肌の人だと頭皮と髪のべたつきを悪化させてしまう可能性があります。脂性肌でなくても、頭皮の皮脂分泌が盛んになって べたついているときは要注意です。
逆に、乾燥肌タイプの人なら向いているのかというと、それも難しいところ。乾燥肌の人は肌が荒れやすく敏感なので、リンスインシャンプーの成分によって頭皮にトラブルが起こる可能性が考えられます。乾燥肌の人は保湿成分重視でリンスインシャンプーを選ぶ事がおすすめです。
リンスインシャンプーは、シャンプーとリンスを同時に済ますことができるので、時短になる上に出費も抑えられるため、経済的なシャンプーと言えます。
ただし、デメリットもあります。リンス単体で使ったときと比べると、ケアする効果はどうしても劣ります。更にリンスインシャンプーはリンスが髪の毛だけでなく頭皮にも付着してしまいますので、脂性肌の方は頭皮環境が悪化する恐れがあるので気を付けましょう。
自分に合ったものを選べばストレスフリー!リンスインシャンプーで賢く時短しましょう♪
リンスインシャンプーのレビューを見てみると、「髪がギシギシになる」「すっきり洗えない」「泡立ちが悪い」などのネガティブな声があるのは事実です。原因はいろいろ考えられますが、選んだアイテムが髪質や肌質、髪の悩みにマッチしていない可能性は少なくありません。
きちんと自分に合ったものを選べば、デメリットよりもメリットが上回ること間違いなしです!最近はリンスインシャンプーの種類も本当に豊富です。しっかり探せば、あなたにマッチしたリンスインシャンプーを見つける事も可能です!
リンスインシャンプーをうまく取り入れ、毎日のバスタイムをストレスフリーに時短しちゃいましょう♪
自分自身の髪質や頭皮状態、ライフスタイルなどを考慮して選択することが大切です。今回のメリット・デメリットを参考にして最適で健康的なヘアケアを手に入れましょう❤️