みなさん、石鹸シャンプーは聞いたことがありますか?石鹸シャンプーは、シンプルな成分構成で作られているため、地肌トラブルのある方や、刺激を感じやすい方にも使いやすいアイテムのひとつです🎵今回は石鹸シャンプーのメリット・デメリットや特徴の違いを紹介していきます⭐️石鹸シャンプーについて気になっている方はぜひチェックしてみてくださいね❤️
石鹸シャンプーとは?
石鹸を原料として作られている「石鹼シャンプー」は、ほとんどが天然由来成分で作られているシャンプーのことです。通常のシャンプーより地肌や環境に配慮して作られていることが特徴です。無添加処方のアイテムが多く、成分も天然油脂や脂肪酸(パーム油・グリセリンなど)と、とってもシンプルです。赤ちゃんにはもちろん、外的刺激に弱い肌を持つ大人の方にも幅広く使えます。
しかし、石鹼シャンプーはきしむ・ベタベタするなどの口コミもあるため、なかなか手を出しにくいと感じている人も多いですよね。そんな石鹸シャンプーのメリットやメリット・デメリットについて詳しくまとめてみました!
石鹸シャンプーが自分の髪の毛や頭皮に合っているのか見極めることで、より効果的に使うことができるようになりますよ!
石鹸シャンプーのメリット
- 洗浄力が高くすっきりとした洗い心地
- 成分構成がシンプルになっているアイテムが多い
- 植物由来成分(精油など)や化学物質に過敏な方でも使いやすい
石鹸シャンプーは、一般的なシャンプーとは異なり、合成の界面活性剤を使用せずに作られたシャンプーです。肌が敏感な方は、一般的なシャンプーに含まれる植物由来成分(精油など)や香料を含む化学物質そのものが刺激になって肌トラブルを起こしてしまうこともあります。
石鹼シャンプーは成分構成がシンプルなアイテムが多く、肌のことを考えて作られているため、肌が敏感な方でも比較的使いやすいアイテムになります。また、石鹸の成分は洗浄力が高いため、頭皮や毛穴、髪に付着した汚れやホコリなどをしっかり落とすことができます。マイルドな洗浄力のシャンプーを探している方には、アミノ酸系洗浄成分を使用しているシャンプーがおすすめです。
石鹸シャンプーのデメリット 使い続けるとはげる・抜け毛やフケが増えるって本当?
- 洗浄力が高く、髪の毛がきしみやすい
- 白髪染めやヘアカラー・パーマが落ちやすくなる
- 専用のリンスを使用しないと髪の毛が傷みやすい
- 石鹸カスが頭皮に残る可能性がある
石鹸シャンプーは洗浄力が高いため、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあります。頭皮が乾燥してしまうとフケの原因になってしまうほか、頭皮環境が悪くなって抜け毛が増える、はげるなどの原因になる可能性があります。
また、髪の毛が弱酸性であるのに対し、石鹸シャンプーは弱アルカリ性なので、髪表面のキューティクルを開かせてダメージを受けやすくなる傾向もあります。ヘアカラーを楽しみたい方、パーマを長く持たせたい方などは、石鹸シャンプーより一般的なシャンプーを使用するのが良いでしょう。そのほか、石鹸シャンプーは一般的なシャンプーと比べて石鹸カスが残りやすく、頭皮トラブルの原因につながることも考えられます。石鹸シャンプーを使用したら、念入りにすすぎを行い、頭皮を清潔に保つよう心がけましょう。
石鹸シャンプーがおすすめなのはこんな人!
- 化学物質や添加物が刺激になりやすい人
- 白髪染めやカラー・パーマをしていない人
- 頭皮のベタつきが気になる脂性肌の人
化学物質や添加物が刺激になりやすい人
地肌が敏感になっていると、一般的なシャンプーに含まれている化学物質や香料などの添加物にさえ刺激を感じてしまうこともあります。そんなときには石鹸を主成分とし、シンプルな成分だけで作られている石鹼シャンプーを試してみてください。
地肌が敏感な方は、あらかじめ皮膚科を受診して、刺激になりやすい成分を確認してから選ぶのが得策でしょう。
白髪染めやカラー・パーマをしていない人
石鹸シャンプーは弱アルカリ性なので、弱酸性の髪表面のキューティクルを開き、ダメージを与えてしまいやすい傾向があります。そのため、白髪染めやヘアカラー、パーマなどをしていない地毛の状態の方におすすめです。
頭皮のベタつきが気になる脂性肌の人
石鹼シャンプーは洗浄力が高いので、頭皮の皮脂汚れや髪に付着した汚れやホコリもすっきりと洗い流してくれます。また、シリコンなどの成分を配合していないアイテムも多いので、毛穴詰まりが気になる方にも使いやすいでしょう。皮脂によるべたつきをすっきり洗浄して、健やかな頭皮を維持してくれるため、脂性肌の方はもちろん、髪の毛にコシが欲しい人や、ハリを与えたい人おすすめです。
石鹼シャンプーの選び方
選び方①洗浄成分・香料などをチェック
石鹸シャンプーを選ぶときは、成分構成を確認することをおすすめします。
どんな洗浄成分を使用しているのか、香料や添加物などが含まれているのかなどをチェックすることで、自分の肌に合うかどうか判断できるようになります。
肌のことを考えて、以下2つのチェック項目を確認してみてください。
洗浄成分は自然由来の「石けん素地」を選ぼう
石鹸シャンプーを選ぶなら、自然由来成分で作られている「石けん素地」または「カリ石けん素地」と成分表記されているアイテムを選ぶようにしましょう。
マイルドな洗浄力でややしっとりした洗い心地の「アミノ酸系洗浄成分」を配合したシャンプーも多数販売されていますが、敏感肌の方のなかには、アミノ酸系洗浄成分でも刺激を感じてしまう可能性もあります。
「石けん素地」または「カリ石けん素地」のようにシンプルな成分構成のアイテムや「合成界面活性剤不使用」と表記されているアイテムを選ぶのがおすすめです。
敏感肌さんには「香料」「精油」不使用がおすすめ
肌に刺激を感じやすい方のなかには「香料」や「植物由来成分(精油)」などにも刺激を感じてしまう方も少なくありません。そのため、できる限り「無添加」や「無香料」などの表記があるものや、洗浄成分以外の成分を配合していないシンプルなアイテムを選ぶことをおすすめします。
選び方②固形・泡タイプなど種類で選ぶ
石鹸シャンプーは、以下3つのテクスチャーのアイテムがあります。
- 固形タイプ
- 液体タイプ
- 泡タイプ
それぞれ異なるメリットやデメリットがあるため、以下で詳しく解説します!
保存料不使用の固形タイプは敏感肌さんにおすすめ
なるべく地肌を優しく洗いたい方は、保存料などの添加物が入っていない固形石鹸を選ぶのがおすすめです。液体タイプは固形タイプに比べて腐敗しやすいため、ほとんどの市販シャンプーには防腐剤などの添加物が配合されています。石鹸シャンプーもアイテムによっては、固形石鹸をベースに水分を配合して液体タイプにしたものや、パウダー状にしたものなどもあるので、添加物を配合した石鹸シャンプーもあります。そのため、できるだけ地肌を健やかに保ちたい方は、成分構成がシンプルに作られている固形石鹸を選ぶと失敗しにくいでしょう。
コスパの良さが魅力の液体タイプ
一般的なシャンプーや石鹼シャンプーのなかでも、もっともポピュラーなのが、液体タイプのシャンプーです。ドラッグストアやホームセンターなど、手に入れやすく、比較的安い価格で購入できるのが嬉しいポイントです。また、水を含ませればすぐに泡立ってくれるので洗いやすいのが特徴です。石鹸は水に溶けやすい性質を持っているので、洗い流しやすさも兼ね備えています。 コスパ&使い勝手の良いタイプだといえます。
泡タイプは手軽に使えて時短にも
ポンプを押すだけで、簡単にふわふわな泡の状態になって出てくる泡タイプの石鹼シャンプーは、わざわざ泡立てる必要がないので、シャンプー時間の時短になります。最初から泡で出てきてくれるので、髪の毛や頭皮に馴染みやすく、洗うときに髪や頭皮にかかる摩擦による負担を軽減することができます。しかし、ほか2つのタイプに比べて泡が消えやすく「しっかり洗いたい!」と考えている方には少し物足りなく感じることも。また、髪が長い方はその分使う量も増えてしまうので、ややコスパが悪いと感じるかもしれません。
いかがだったでしょうか?頭皮が敏感な方やアトピーさんなどに参考になってもらえると嬉しいです⭐️次回は、石鹸シャンプーをもう少し掘り下げて、髪の洗い方やポイントをまとめますね❤️