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たるみ顔は頭皮から改善!1日5分でできる簡単ケア&マッサージ方法を徹底解説

毎日ヘアケア・スキンケアをいくら入念にしていても、シャープな輪郭はすぐに手に入らないもの。

むしろ、「なんだかフェイスラインがぼやけてきたな…」と気になる方もいるかもしれません。

私自身も顔のむくみ・たるみに悩んでいたので、先日サロンで美容師さんに何気なく相談したんですが、なんとその場では「おそらく頭皮の影響を受けてますね」と返ってきたんです。

実は、顔と頭の皮膚はつながっていて、頭皮のコリや硬さは顔のたるみに悪影響をおよぼしています。

この記事では、頭皮と顔の関係性から、簡単にできる頭皮ケアまで徹底的に解説しているので、フェイスラインのたるみが気になる人はぜひ最後まで読んでください。

頭皮と顔の関係性

顔のたるみといえば年齢や筋力の低下を思い浮かべがちですが、意外にも頭皮の状態が大きく関わっています。鏡で顔ばかりチェックしていても、実はその原因が頭のてっぺんにあるということも少なくありません。

頭皮と顔はつながっている

頭皮と顔は一見別々のパーツのように感じるかもしれませんが、実は筋膜と皮膚でしっかりつながっています。実際に頭頂部からおでこ、目元、頬、フェイスラインと順番に触っていけば、ひと続きになっているとわかるでしょう。

そのため、頭皮がこわばって動きが悪くなると、皮膚が顔全体を下に引っ張ってしまい、ほうれい線やマリオネットラインが深く見えることも。顔だけに集中してスキンケアしていても、「なんだか効果が出ないな」と感じるのは、そもそも土台である頭皮が硬くなっているからかもしれません。

頭皮は顔の皮膚を引き上げる役割

頭皮は、顔を引き上げるための支えになる役割を果たしています。イメージとしては、顔の皮膚を上からピンと引っ張っているような感覚です。つまり、その支えが緩んでしまったら、当然顔も垂れ下がって見えてしまいますよね。

通常、健康な頭皮は柔らかく、弾力があり、しっかり動きます。しかし、本来柔軟に動くはすの皮膚が固まってしまうと、重力に従って顔のたるみが悪化してくるのです。特に、加齢やストレス、睡眠不足、栄養不足が続くと頭皮のコンディションが崩れやすく、顔の印象にも大きく影響します。

だからこそ、顔のたるみ対策には、頭皮のケアがとても大切。リフトアップを意識するなら、顔だけではなく、ぜひ頭皮にも目を向けてみてください。

頭皮が硬くなるとフェイスラインもたるむ

フェイスラインがぼやける・口角が下がって見えるという悩みの原因は、頭皮のコリや硬さにあることも多いです。頭皮が硬くなると血流が悪くなり、栄養や酸素が届きにくくなるので、皮膚のハリが失われてしまいます。

例えば、スマホやパソコンを長時間見ていると、頭や目の筋肉がこわばり、頭皮の血流は滞りがちに。その状態が続くと、次第に顔全体が垂れ下がって見えてしまうのです。

また、頭皮がコリ固まっていると筋肉の動きも鈍くなり、表情筋を支える力が弱まります。その結果、フェイスラインがたるみ、老けた印象にもつながりやすいでしょう。

頭皮が硬くなっている3つのサイン

頭皮と顔のたるみが関係していると分かったところで、「今、自分の頭皮が硬いかどうかわからない」という人も多いはず。ここからは、頭皮のコリや硬さをチェックするためのポイントを3つご紹介します。

①頭頂部の皮膚が動きにくくなっている

まずは、両手の指の腹で頭頂部を軽く触ってみてください。そして、頭皮を軽くスライドさせるイメージで動かしたときに、スムーズに動かず張っている感じがしたら、頭皮が硬くなっているサインです。

健康的な頭皮はハリがあり、指で押すとズレるように動きますが、コリや血行不良が進むと、まるでラップのように貼りついて、動かなくなります。

この状態は、顔のたるみやむくみにもすでに影響をおよぼしている可能性があるので、ぜひ週に1〜2回は、指で頭頂部をチェックして、頭皮の状態を確かめてみましょう。

②頭皮のかゆみ・フケが気になる

頭皮の乾燥や血行不良によって起こりやすいかゆみやフケにも注意が必要。頭皮の皮脂分泌のバランスが崩れたり、ターンオーバーが乱れたりすると、頭皮は次第に硬くなり、柔らかさやうるおいを失ってしまうからです。

頭皮のコンディションがすぐれない場合、当然つながっている顔の皮膚にも十分な栄養は届きません。結果として、肌も乾燥してシワやたるみが目立ちやすくなるので、「頭皮が荒れているだけ」と楽観的に捉えることは避けたほうがよいでしょう。

③目が疲れやすい

目の疲れと頭皮は一見関係ないように見えますが、実はかなり深くつながっています。パソコン作業やスマホを長時間見ることで、目まわりとその奥の筋肉がこわばり、その影響が頭皮にまでおよぶからです。

特に、おでこや側頭部が硬くなると血流やリンパの流れが悪くなり、酷い場合、頭痛につながるケースも。目の疲れを感じたときは、頭皮もガチガチに凝っていることが多いので、定期的にホットアイマスクなどでケアしましょう。

頭皮のコリをほぐすためのおすすめケア

ここからは、自宅でできる簡単な頭皮ケア方法を3つご紹介します。毎日少しずつ続けることで顔のたるみ予防につながるので、早速今日から取り入れみてください。

①定期的なセルフマッサージ

1番手軽にできる頭皮ケアは、指の腹を使ったセルフマッサージです。シャンプー中やお風呂あがりに、こめかみや頭頂部、後頭部などを円を描くようにマッサージしてみましょう。

ポイントは、「痛気持ちいい」と感じる強さで、ゆっくり深く押しほぐすこと。特にコリやすい耳の上・こめかみ・後頭部は重点的にマッサージしてください。

1日5分程度でも、マッサージ後は顔や頭頂部がスッキリとした感覚になるので、朝起きたときやメイク前、仕事で疲れた夜などに行うとリフレッシュタイムも満喫できますよ。

参考動画

②スカルプケアブラシを使う

ハンドマッサージが苦手な人や、もっとしっかりと頭皮をケアしたい人には、スカルプケアブラシがぴったり。頭皮専用のブラシを使えば、ムラなく均等に頭皮を刺激することができるので、力加減も難なく調整できます。

使い方は簡単で、シャンプーを泡立てたあとにブラシを使って頭皮を刺激したり、円を描くように動かしたりするだけ。髪を洗うときや乾かすときにセットで使えるので、毎日の習慣にしやすいのもうれしいポイントです。

このケアを続けていると、頭皮の血行が促され、本来のハリをキープできます。また、余分な皮脂や汚れも落としやすくなり、かゆみやフケの対策にもつながりますよ。

まや、スカルプケアブラシは、ドラッグストアやネットで手軽に購入可能なので、ぜひお気に入りのデザインのものを選んでください。

③頭皮用の美容液をつける

頭皮は皮膚の一部なので、スキンケアと同様にうるおいを補い、健やかな状態をキープすることが大切。しかし、顔に美容液をつけている一方で、頭皮は何もしていないという人はまだまだ多いかもしれません。

とはいえ、最近では、頭皮専用の美容液やエッセンスは数多く販売されており、徐々に頭皮ケアが当たり前の時代にもなりつつあります。1,000円台など比較的手頃な価格で入手できる製品も増えているので、ぜひ自分に合ったものを選んでみてください。

基本的な使い方は、洗髪後の清潔な頭皮に、美容液を直接なじませて軽くマッサージするだけ。髪の毛ではなく頭皮にしっかり届くように意識して使うのがコツです。

頭皮ケアでフェイスラインもすっきり!

今回は、頭皮と顔のたるみの関係性やおすすめの頭皮ケアについて解説しました。

頭皮環境を整えることは、すっきりとしたフェイスラインに近づく近道。血流が良くなることで顔色も明るくなり、顔全体の印象がグッと若々しくなるでしょう。

日々のヘアケアに、ほんの少しだけ頭皮のマッサージや保湿ケアを加えるだけでも、きっと年齢に負けないフェイスラインを手に入れられますよ。