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結び癖を直毛にする方法を解説!結び癖が付きづらくなる髪質改善トリートメントとは?

普段から髪を束ねる人は、結び癖に悩んだことがあると思います。

「結び癖を直毛にするにはどうすれば良い?」
「結び癖を放置すると、くせ毛になってしまう?」

今回はそんな疑問にお答えして、結び癖の特徴・メカニズムと、結び癖を直毛にする方法を解説します。また、そもそも結び癖がつきづらい髪にするためには髪質改善トリートメントがおすすめです。

詳しく解説するのでぜひ最後まで読んで参考にして下さい。

結び癖とは

結び癖は、髪を結んだ後にできる「結び跡」のことを指します。

髪を結んだことがある人なら誰もが一度は経験したことがある結び癖ですが、実際は髪の内部でどのようなことが起きているのでしょうか?

結び癖の特徴、原因などについて詳しく解説します。

結び癖の特徴

まず、結び癖の特徴を解説します。

  • 結んでいた髪をほどくと発生する
  • 手ぐしで直そうとしてもなかなか直らない
  • 長時間残る

結び癖は、当然のことながら「髪を結んだ後」に発生します。

ある程度の時間、結んだ後に髪をほどくと結んでいた箇所にうねったような跡が付きます。

また、結び癖の2つ目の特徴として手ぐしで直そうとしてもなかなか直らないということが挙げられます。

結び癖は、1度シャンプーしたらリセットされるものの、その日のうちはかなり頑固で手ぐし程度では直毛にすることができません。

後ほど解説しますが、結び癖は「毛髪内部で弱い結合が形成されている状態」なので、毛髪の外部から触ったりするだけでは元の直毛の形に戻すことはできません。

結び癖の3つ目の特徴は、長時間残ることです。

体感的にもわかりやすいと思うのですが、結び癖は1度ついてしまうと、長時間そのままの状態になってしまいます。

例えば、午前中だけ髪を結んでいた場合でも、何もしなければ夕方や夜まで結び癖が残ってしまうことがあります。

これも、結び癖が毛髪内部の弱い結合によって引き起こされていることに由来します。

結び癖が発生するメカニズム

では、やっかいな結び癖は、どのようなメカニズムでついてしまうのでしょうか?

簡単に言うと、髪が曲がった形を放置することで毛髪内部の弱い結合が組み変わり、曲がった形で固定される、というメカニズムです。

髪が形づくメカニズム 

最初のステップは髪を結ぶことです。これにより、髪が曲がった状態が作られます。

次に、結び癖がつくメカニズムでキーとなる「毛髪内部の結合の組み換え」が起こります。髪が曲がった状態で長時間放置すると、髪は周辺の湿度に応じて水分を吸収します。

髪が水分を吸収すると「水素結合」と呼ばれる髪内部の結合の組み換えが起こります。

組み換えが起こる際に髪が結ばれた状態、つまり曲げられた状態だと、その曲げられた状態で新しい結合ができてしまいます。

このようにして、髪が曲げられた状態で毛髪内部の結合が組み変わり、固定化されることで結び癖が付きます。

結び癖はくせ毛につながる?

では、結び癖は、半永久的な現象であるくせ毛につながってしまうのでしょうか?

答えはNOです。

結び癖の原因となる水素結合は、髪を濡らすことによってリセットされます。

つまり、シャンプーをすることによって結び癖は解消することができるのです。

元々の髪質由来のくせ毛や、パーマによって半永久的に形付けられた髪とは異なり、結び癖は一時的な癖です。

毎日髪を結んでいたからと言って、半永久的に結び癖がついてしまうということはないので安心して下さい。

ただ、やはり結び癖ができてしまうのは悩ましいことです。結び癖が付きづらくなる方法があれば知りたいですよね。

次に、結び癖の直し方、結び癖が付きづらくなる方法を紹介します。

結び癖はどうやったら直毛になる?

結び癖はどうやったら直毛にできるのでしょうか?その方法をご紹介します。

シャンプーする

結び癖を直毛に直す方法1つ目は、シャンプーをすることです。

先程解説したとおり、結び癖は毛髪内部の弱い結合が組み変わることにより発生した一時的な癖です。

この毛髪内部の結合は水に弱く、髪を濡らすことによって簡単に組み変わります。

そのため、1度シャンプーをして、直毛の状態で乾かすことによって、結び癖は簡単に直毛に戻すことができます。

ただ、シャンプーをするのは1日の終わりのタイミングという人がほとんどだと思います。

わざわざ結び癖を直すためにシャンプーをするのもかなり手間ですよね。

アイロンをかける

結び癖を直毛にするために、わざわざシャンプーしていられない!という人は、アイロンをかけることがおすすめです。

結び癖の原因になる水素結合は、髪に熱をかけることによってもリセットすることができます。

ヘアアイロンを使って髪に熱をかけながらテンションをかけることによって、余計な水素結合が切断され、直毛を形作る結合が形成されます。

このようなメカニズムにより、結び癖を直毛にすることができます。

しかし、例えば外出先で結び癖を直したいと思ったときに、毎回ヘアアイロンを持ち歩くのは大変です。

また、しっかりヘアアイロンをかけようと思ったら時間もかかってしまうというデメリットもあります。

結び癖を付きづらくするには髪質改善トリートメントがおすすめ

上記2つの方法、シャンプーをする、ヘアアイロンをかける、というのは確実に結び癖を直毛にできる方法ですが、シャンプーの場合は入浴が必要、ヘアアイロンの場合もアイロンの持ち歩きが必要でした。

入浴する時間や設備、ヘアアイロンの常備などの環境が整っていればよいのですが、結び癖が気になる場面の多くは、昼過ぎや夕方の外出先です。
入浴はおろか、ヘアアイロンすら無い状況がほとんどです。

このような場面でこれら2つの方法はあまり現実的とは言えません。

そこでおすすめなのが「結び癖をつきづらくする方法」です。

髪を結んだとしてもそもそもの髪質的に結び癖が付きづらい髪を目指すという方法です。

結び癖をつきづらくする方法として髪質改善トリートメントが挙げられます。サロンのスペシャルケアの一つとして施術を受けられる髪質改善トリートメントは、髪内部にうるおいを補給し、髪にハリ・コシを与える効果が期待できます。

ハリ・コシのある髪は結び癖が付きづらくなると言えます。

さらに、しっとりとツヤのある美しい髪を実現することもでき、一石二鳥です。

髪質改善トリートメントでおすすめのサロンはこちらの記事を参考にして下さい。

 

まとめ

今回は結び癖を直毛にする方法と、結び癖が付きづらくなる方法についてご紹介しました。

結び癖は一時的な癖なので、ずっと残ることはありません。一度シャンプーすればリセットされます。

また、当然のことながらヘアアイロンをかけることによっても直毛にリセットできます。

そもそも結び癖を付きづらくする方法としては髪質改善トリートメントがおすすめです。髪内部にうるおいを与えてハリ・コシを出し、結び癖が付きづらくなる効果が期待できます。さらにしっとり感のあるうるツヤ髪を実現することもでき一石二鳥です。

結び癖が気になる方は髪質改善トリートメントをおすすめします。