美容院での会話がちょっと苦手…という人は実はたくさんいます。
でもちょっとした“質問”を用意しておくだけで、美容師さんとのやり取りはグッと楽になるんです。
しかもその質問がホームケアにもしっかり役立つとしたら、一石二鳥ですよね。
そこで今回は、美容院で毎回スタイリストさんとヘアケア談義をしている私が、自宅でのヘアケアに活かせるおすすめの質問をご紹介します。
どれも簡単な質問なので、次回の施術の際にぜひ聞いてみてください。
会話が苦手でもOK!質問スタイルで自然なやり取りができる理由

美容院って、どうしても「会話しなきゃいけない場所」と思いがち。でも無理に話す必要はありません。コミュニケーションが苦手な人でも、質問スタイルなら自然と話ができるようになります。
「会話」より「質問」がおすすめな理由とは?
雑談って、なにを話せばいいか分からなくて困ることが多いですよね。実は美容師さんも「この後の予定を聞くべきか…趣味を聞くべきか…」など内心タイミングを窺っていることがよくあります。
でも、質問なら内容がはっきりしていて美容師さんも答えやすいんです。たとえば、「この髪型、どうやってセットすればいいですか?」と聞けば、プロとして具体的に答えてくれます。
質問に答えてもらうスタイルは、自然にやり取りが続くし、何より自分にとってためになる話が聞けるのがメリットです。
また、質問することで、相手任せの空気を変えて、自分から会話のきっかけを作れるのもポイントです。相手が話しやすくなると、自分もリラックスしやすくなりますよ。
聞くだけでOK!プロの知識が得られる美容院の活用術
サロンは、髪を切ってもらうだけの場所じゃありません。プロの美容師は、髪の悩みを一緒に解決してくれる頼れる存在です。
そこで、普段のヘアケアやセット方法、使っているアイテムの相談など、ちょっと聞くだけで目からウロコの情報がもらえることも。
「何を聞けばいいか分からない」と思っている人も、後ほど紹介する質問5選を使えばOK。知識をもらうつもりで美容院を活用すれば、会話が苦手でも有意義な時間になりますよ。
自宅ケアがもっと楽になる!美容師さんに聞きたい質問5選

美容師さんに聞くと、自分の髪に合ったケア方法がはっきりわかるので、家でもヘアスタイルがきれいにキープしやすくなります。ここでは、自宅でのヘアケアにすぐ活かせる質問を5つ紹介します。
① 今の髪に合うシャンプー・トリートメントって何ですか?
市販のシャンプーやトリートメント、種類が多すぎてどれがいいのか迷いますよね。
だからこそ、まずは美容師さんに直接「今の髪に合うものはどれか」聞いてみるのがおすすめです。髪質やダメージの状態を見てもらった上でアドバイスしてもらえるので、失敗しづらくなります。
この質問は、商品名を聞くだけじゃなく、「しっとり系がいいのか」「軽めの仕上がりがいいのか」など、選び方の基準も一緒に聞くのがコツです。自分の髪に合ったアイテムを使うだけで、毎朝の仕上がりが一気に変わりますよ。
② ブローや乾かし方のコツってありますか?
意外と知られていないのが、髪の乾かし方によってまとまりやすさが変わること。美容師さんに「どう乾かせばいいですか?」と聞いてみると、自分の髪の生え方に合ったブロー方法を教えてくれます。
たとえば私が教わったのは、「前髪は最初に乾かしたほうがいい」「毛先は半乾きの状態でヘアミルクをつけたほうがいい」など、ホームケアでも実践しやすいポイントばかり。
毎日やることだからこそ、ちょっとした工夫で髪の扱いやすさが大きく変わりますよ。
③ この髪型、キープするにはどうすればいいですか?
美容院で仕上げてもらったときは完璧なのに、家ではうまく再現できない…そんな経験、ありませんか?
そんなときは「この髪型、どうすれば家でもキープできますか?」と聞くと、スタイリング剤の使い方やセットの順番、朝の手入れ方法まで詳しく教えてもらえます。
髪型を長持ちさせるコツを知ることで、美容院に駆け込む頻度が減って、節約にもなるかもしれません。
④ 寝ぐせがひどい時の対処法ってありますか?
忙しい朝、寝ぐせがひどくてどうしようもない…そんなときに使えるテクニックを美容師さんに聞いておくと安心です。「トリートメントウォーターで少し濡らしてからドライヤーを使うといい」など、自宅でできる簡単なリセット方法を教えてくれます。
また、髪が長い人の場合は、「シルクのゴムで軽くまとめておくと広がりにくい」というアドバイスをもらうことも。朝のバタバタした時間を乗り切る方法を知っておくだけで、寝ぐせがついても慌てずに対処できますよ。
⑤ カラーやパーマを長持ちさせるには?
せっかくカラーやパーマをしたのに、すぐ落ちてしまうと残念な気持ちになりますよね。だから、仕上がりをチェックしたあとは「どうすれば長持ちしますか?」という質問もすごく大事です。
ヘアカラーやパーマは、自宅での洗い方や乾かし方、使うアイテムによって持ちが大きく変わってきます。美容師さんなら、元の髪の状態を見てベストなアドバイスをくれるので、普段のケアがもっと効果的になりますよ。
会話が苦手な人のための美容院ルーティン

ここからは、会話が苦手な人でも安心して過ごせる美容院での過ごし方を紹介します。
質問メモをスマホに用意しておく
まずは美容院に行く前に、スマホのメモ機能に「聞きたいこと」をメモしておくと安心です。その場で思い出せなくても、サッと画面を見れば自然に会話を始められます。
「これって聞いてもいいのかな?」と心配になるようなことも、実は美容師さんからすれば聞かれ慣れている内容が多いので大丈夫です。気になることは遠慮せず、たくさんメモしておきましょう。
雑談より「役立つ情報収集」にシフトして気まずさ解消
無理に雑談するよりも、「自分の髪に関する情報を集める時間」と割り切ると気が楽になります。聞くだけでプロの知識が得られるので、会話が苦手な人にもおすすめの過ごし方です。
「話が続かないときはどうしよう…」と考えずに、「次はこれを聞こう」と準備しておくだけで、美容院の時間がもっと快適になりますよ。
「静かに過ごしたい」と伝える方法もある
どうしても話すのがつらい時は、予約時やカウンセリングシートに「静かに過ごしたい」と記入しておくのもひとつの方法です。
最近は、無理に話しかけないスタイルの美容院も増えているので、気を使いすぎなくても大丈夫。無理に話すよりも、自分が心地よく過ごせる方法を選ぶことが、結果的にいいヘアケアにもつながります。
また、通っているうちに段々話せるようになることもあるので、最初のうちは自分の気持ちを優先してください。
まとめ|美容院の時間を“知識タイム”に変えればもっと快適に!

美容院の会話が苦手でも大丈夫。ちょっとした質問を用意しておくだけで、自然に会話ができて、自宅でのヘアケアにも役立つヒントがたくさんもらえます。
今回紹介した5つの質問は、どれも今日から実践できる内容ばかり。ぜひ次の来店時は、気になることを1つでも質問してみてください。