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ツヤは引き出せる!髪の艶の出し方3選とNG行動

ツヤがある髪は美しい髪の象徴とも言えます。

ツヤがある髪に特徴的な、整った毛流れと、うるおいを感じさせるようなテクスチャーは多くの女性の憧れです。

しかし、自分の髪のツヤにあまり自信がなく、
「私はツヤのない髪質だから、、、」
と諦めている方が多いのではないでしょうか?

実は、ツヤが出にくい髪質の方でもケア方法を工夫するだけでツヤを引き出す事ができるのです。

髪のツヤの出し方にはポイントがあります。正しい方法を知って、美しいツヤ髪を手に入れましょう。

ツヤがある髪の特徴

そもそも「髪にツヤがある」とはどのような状態なのでしょうか?

キーとなるのが「髪の表面が整っている」ことです。

ツヤがある髪は表面が均一で整っているため、髪の表面に光が当たったときにきれいな「正反射」が起こります。当たった光があちこちに分散することなく跳ね返ってくる状態です。
このような状態は反射光を強く感じるため、人は「ツヤがある」と感じます。

これに対してツヤがない髪では、髪の表面が乱れているため、光が当たったときにいろいろな方向に分散してしまう「乱反射」が起こります。すると、目に入ってくる光が減少し「ツヤがない」という印象を与えてしまいます。

では、表面が整っている髪とはどういうことなのか、もう少し掘り下げてみると次のような特徴があります。

  • 髪1本1本の毛流れが揃っている
  • キューティクルが乱れていない

まず、髪1本1本がばらばらな方向ではなく、上から下へとまっすぐ同じ向きで並んでいることが重要です。

さらに、キューティクルが乱れていないということもツヤに大きく関与します。ダメージ等によってキューティクルはめくれ上がってしまいます。キューティクルがめくれ上がった部分では光の乱反射が起こります。

そのため毛流れが揃っていたとしても、キューティクルが乱れている部分で乱反射が起こってしまい、結果として「ツヤがない」印象を与えてしまうのです。

つまり、ツヤがある髪は髪1本1本の毛流れが揃っていて、さらにキューティクルも乱れていない状態と言うことができます。

髪のツヤの出し方

必ずトリートメントをする

ツヤを出すための最初の一歩は、シャンプーの後に必ずトリートメントをすることです。

シャンプーをすると、どうしても部分的な髪の絡まりが発生してしまいます。このままの状態でいると毛流れの乱れが発生し、絡まった部分にブラッシングなどで余計な力がかかりキューティクルの損傷を招いてしまうこともあります。

トリートメントはこのような絡まりをほぐし、毛流れを整えてくれる効果があります。

さらに、髪の表面を保護してくれるトリートメントもあるので一石二鳥です。

絡まりがちで痛みがちな髪質でもしっかりトリートメントをすることで本来持っているツヤを引き出すことができます。

ありきたりなケア方法にも聞こえますがシャンプー後のトリートメントはツヤ髪を実現するために非常に重要です。

乾かす前にくしでとかす

シャンプー、トリートメントを終えてタオルドライをしたら、ドライヤーをかける前にくしで優しくとかしましょう。

タオルドライだけでは毛流れが乱れた状態になっています。髪は、濡れた状態から乾いた状態になるときに形が決まります。くしでとかさずにドライヤー乾燥させてしまうと、毛流れが乱れた状態で髪の形が固定されてしまいツヤが出なくなってしまいます。

乾かす前に毛流れを整えましょう。

ただし、注意点が一つあります。

それは、くしで「優しくとかす」ということです。濡れた状態の髪はとてもデリケートです。強い力でとかしたり、絡まりを強引にといたりすると髪は大きなダメージを受けてしまいます。

ツヤを出すためには、タオルドライ後の濡れた髪を目が細かすぎないくしで優しくとかしましょう。

最後に冷風で整える

乾燥させ終わったら、最後にドライヤーの冷風を当てましょう。

髪の形は、濡れた状態から乾いた状態になるときに加えて、熱い状態から冷めた状態になるときにも固定されます。

ドライヤーの熱風で熱くなった後に冷風を当てて髪を冷ますことによって毛流れが固定されます。

こうすることで熱風を当てただけの状態でいるよりも、ツヤが出やすくなります。

ツヤを出すために避けるべきNG行動

しっかり乾かさずに寝る

ツヤを出すためには、しっかり乾かさずに寝るという行動はアウトです。先程解説したとおり、髪は濡れた状態から乾いた状態、熱い状態から冷めた状態になるときに形が決まります。

しっかり乾かさずに寝てしまうと、毛流れが乱れた状態のまま形が固定されてしまい、ツヤが出なくなってしまいます。さらに、濡れた状態の髪はとてもデリケートなため、枕との摩擦でダメージを受けてしまうこともあるのです。

多くの人は、
「私はしっかり乾かして寝ている」
と感じるかもしれません。

しかし、実はしっかり乾いていない状態で寝ている人がほとんどなのです。

髪にドライヤーを当て続けるのは良くないから、などの理由で「そこそこ乾いた状態」で終わりにしていませんか?ドライヤーの後、手で髪を触ったときにしっとり感を覚えたらしっかり乾いていない証拠です。

ドライヤーの熱よりも、濡れた状態で寝ることの方が髪にはよくありません。

手で触ったときに100%水分を飛ばしたと感じるくらいまで乾かしましょう。

濡れた状態で強くブラッシングする

先程も解説したとおり、濡れた状態の髪はとてもデリケートです。

濡れた状態の髪に無理なブラッシングを行うと髪が引っ張られて切れてしまうことがあります。切れた髪はちぢれてしまい、毛流れを乱し、ツヤを低下させる原因になってしまいます。また、いわゆるアホ毛という短く飛び出した毛も発生させてしまいます。

濡れた状態の髪はとにかく優しく扱うようにしましょう。目が細かいくしは髪に力がかかりやすいため、注意が必要です。なるべく目が大きめのくしでブラッシングしましょう。

紫外線を浴びる

紫外線を浴びると、髪はダメージを受けます。紫外線を浴びると髪のタンパク質が変性し、まっすぐだった髪にうねりが発生してしまうのです。

うねりが発生すると、髪の表面が乱れ、ツヤが出なくなってしまいます。

また、髪だけでなく頭皮も長期的に紫外線を浴びることによってダメージを受けます。ダメージを受けた頭皮からはだんだんとうねった髪が生えてきてしまいます。

紫外線によるこのような悪影響は一度起きてしまうと元に戻すのが難しく、特に注意が必要です。

正しいケアによって引き出した髪のツヤを維持するためには、紫外線対策が非常に重要です。紫外線が強い時間帯の外出を避ける、日傘をさす、帽子をかぶるなどして紫外線防御対策を取りましょう。

まとめ

今回は、髪のツヤの出し方を解説しました。

ツヤがある髪というのは髪の表面が整っている状態です。もう少し掘り下げると、髪1本1本の毛流れが揃っていて、さらにキューティクルが乱れていない状態と言えます。

正しいケアを行うことで、諦めていた人もツヤを引き出すことができます。

シャンプーの後は必ずトリートメントをしましょう。絡まりがほぐれて毛流れが整います。そしてタオルドライした後はくしで優しくとかし、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。最後に冷風を当てて冷ますことでツヤ髪を実現することができます。

美しいツヤを引き出すためにぜひ今日からやってみましょう。