ヘアカラーをしたあと、「なんかパサパサする…」「色はきれいなのに手触りが気になる」と感じたこと、ありませんか?カラーした直後はあんなにツヤツヤだったのに、数日後にはなんだか乾燥してご わつく——これ、実はヘアカラーによって髪の内部構造が変化することで起きるんです。
でも、正しいケアを知っておけばパサパサは大きく抑えられます。この記事では、ヘアカラー後のパサパサを防ぐ方法を5つに絞って解説します。色持ちを良くするコツも一緒にお伝えするので、ぜひ最 後まで読んでみてください。
ヘアカラー後にパサパサになる本当の理由
カラー剤が髪に与える影響とは
ヘアカラーをするとき、薬剤はキューティクルを開いて髪の内部に浸透し、色素を定着させます。この工程で髪の内部のたんぱく質(ケラチン)が変性し、水分や脂質が流出しやすく なります。これがパサパサの根本原因です。
特にブリーチを使うハイライトやインナーカラーは、この影響が大きくなりがち。「派手カラーをしたらいつも以上にパサつく」と感じるのはこのためです。
①ブリーチを使うカラー(ハイライト・インナーカラー・ダブルカラー) ②明るめのカラー(アッシュ系・ベージュ系) ③短期間での繰り返しカラー
色落ちとパサパサは同時に起きる
カラー後のパサパサと色落ちは、実は同じ原因から起きています。キューティクルが開いた状態が続くと水分と色素が同時に外に出ていくため、色落ちとパサパサは連動して悪化する んです。
つまり、パサパサを防ぐケアをすることが、色持ちを良くすることにも直結します。この2つはセットで考えるのが正解です。
方法① ヘアカラー後48時間のシャンプーを見直す
カラー直後のシャンプーがパサパサを加速させる
ヘアカラー後の髪は、まだキューティクルが安定していない状態です。この時間に通常のシャンプーをしてしまうと、色素と水分が一緒に流れ出てしまいます。
カラーした当日ってシャンプーしていいんですか?なんとなく気になってて…
当日のシャンプーはできれば避けてほしいですね。少なくとも24時間、できれば48時間おくと色の定着がぐっと変わりますよ。
カラー後に使うべきシャンプーの選び方
カラー後のシャンプーはアミノ酸系の低刺激タイプを選ぶのが基本です。硫酸系(ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Naなど)の洗浄成分は洗浄力が高すぎて、色素と水分を一緒に洗い流 してしまいます。
- アミノ酸系洗浄成分(ラウロイルメチルアラニンNaなど)が入っている
- 「カラーケア」「ダメージケア」の表記がある
- 硫酸系(ラウリル硫酸Na)が入っていない
- カラーシャンプー(色補給できるタイプ)も活用する
カラーシャンプーの活用についてはカラーシャンプーの効果と選び方もあわせて参考にしてみてください。
方法② トリートメントはヘアカラーのたびに必ずプラスする
サロントリートメントと市販トリートメントの使い分け
「毎回サロントリートメントは費用がかさむ…」というのは正直なところですよね。みなみさんのように現実的に考えると、サロン施術時は集中ケア・自宅では毎日のホームケアという 使い分けが賢い選択です。
毎回サロンでトリートメントするのって正直お金かかりすぎるかな、と思ってて。市販のでも大丈夫?
市販でも十分ケアできますよ。ポイントは「洗い流さないトリートメント」を毎日プラスすること。これだけでパサパサが全然違います。
洗い流さないトリートメントが最強な理由
アウトバストリートメント(洗い流さないタイプ)は、ドライヤーの熱から髪を守りながら水分をキープできる優れたアイテムです。特にカラー後の髪には、オイルタイプとミルクタ イプを状況に応じて使い分けると効果的です。
髪が濡れている状態で放置する・ドライヤーを使わず自然乾燥させる・毛先だけに塗って根元を放置する
タオルドライ後に洗い流さないトリートメントをなじませてからドライヤー。毛先→中間→根元の順で塗布し、熱ダメージを均一に防ぐ。
ヘアカラーのパサパサを防ぐ方法で特に大切な③ ドライヤーの温度と使い方
高温ドライヤーがカラー後の髪に与えるダメージ
ヘアカラー後の髪は通常よりも熱に敏感です。160℃以上の高温を直接当て続けると、残っているカラー色素が分解されて色落ちが早まります。また、キューティクルがさらに開いてパ サパサが悪化します。
正しいドライヤーの使い方についてはドライヤーの正しい乾かし方も参考にしてみてください。
カラー後のドライヤー3つのコツ
- 洗い流さないトリートメントで熱から守ってからドライヤー
- 温風は根元から毛先に向けて・同じ箇所に3秒以上当てない
- 最後に冷風を当ててキューティクルを閉じる
方法④ カラーの色持ちを良くする生活習慣の見直し
紫外線がヘアカラーのパサパサと色落ちを加速させる
ヘアカラー後の天敵のひとつが紫外線です。UV は色素を分解し、同時に髪表面のキューティクルを傷めてパサパサを引き起こします。外出時は帽子やUVケアスプレーを活用しましょう。
紫外線によるヘアダメージについては髪も日焼けする!紫外線によるヘアダメージと対策で詳しく解説しています。
紫外線の影響は夏だけではありません。春・秋・曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。カラーをしている方は年間を通じてUVケアを意識しましょう。
入浴・プール・海でのカラー色落ちを防ぐには
お湯の温度も色落ちに直結します。38〜40℃のぬるめのお湯でシャンプーするだけで、色持ちが大幅に変わります。また、プールや海水はカラー色素を急速に抜いてしまうため、カラー 直後2週間は注意が必要です。
プール・海に行く前日にカラーするのは、色落ちが最も激しくなる組み合わせ。スケジュールを逆算して、帰宅後2週間あけてからカラーするのがベストです。
方法⑤ 美容院でのカラー頻度と施術の選び方を最適化する
カラーの頻度を見直すだけでパサパサが激減する
ヘアカラーは頻度が高くなるほどダメージとパサパサが蓄積します。全体カラーは2〜3ヶ月に1回を目安にして、根元だけのリタッチで対応できる期間を延ばすのが、パサパサを防ぐ賢 い方法です。
縮毛矯正もしたいんですが、カラーと両方やるって髪への負担が心配で…
両方したい場合は縮毛矯正を先にして、2〜3週間あけてからカラーが鉄則です。同日施術はパサパサが一気に悪化するのでNG。順番と間隔が命です。
ダメージが少ないカラー施術の選び方
美容院で選べるカラーの種類によっても、パサパサのリスクが変わります。アルカリカラーよりも酸性カラー・ヘナカラーのほうがダメージが少なく、色持ちが良い傾向があります。 カウンセリング時に「できるだけダメージの少ない方法でお願いします」と一言伝えるだけで、スタイリストが最適な施術を提案してくれますよ。
参考:日本ヘアカラー工業会では、ヘアカラーの成分・安全性に関する正しい情報が公開されています。
「カラーとダメージケアを両立させたいです」「できるだけ色持ちを良くしたいです」この2つを伝えるだけで、スタイリストの提案が変わります。
まとめ
- カラー後48時間はシャンプーを控え・アミノ酸系シャンプーに切り替える
- 毎日の洗い流さないトリートメントでダメージをブロックする
- ドライヤーは根元から毛先へ・最後に冷風でキューティクルを閉じる
- 紫外線対策・入浴温度・プールのタイミングを意識する
- カラー頻度を最適化・ダメージの少ない施術を選ぶ
ヘアカラーによるパサパサは、正しいケアと習慣で大きく抑えることができます。今日から一つでもケアをプラスすると、次にカラーするときの仕上がりが全然変わってきますよ。あ なたのヘアカラーが、もっと長く・もっとキレイに輝きますように。
カラーのことでわからないことがあれば、ADDICT CAREの公式LINEから相談してみてください。


