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髪の毛に良い食べ物と悪い食べ物を徹底解説!

髪をキレイにしようと思ったとき、まずはシャンプーやトリートメントなどのヘアケアアイテムを探しますよね。

あるいは、美容院やサロンで受けられるスペシャルケアに頼るかもしれません。

しかし、髪を美しく保つ上で、見逃してしまいがちな習慣として、食生活が挙げられます。

実は、普段口にしている食べ物のなかには、髪にとって良い効果を与えるものがあるんです!

そこで、今回の記事では、食べ物が髪に与える影響や、髪に良い食べ物と悪い食べ物を紹介します。

美しくなるために、食生活にも気を付けたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね◎

髪の毛と食べ物の関係性

まず初めに、食生活が髪質にどのように影響するのか、その関係性を探ってみましょう。

髪の毛を構成している成分とは

そもそも、髪の毛は、主にタンパク質の一種である「ケラチン」という物質からできています。
ケラチンは主にアミノ酸から構成されており、これらのアミノ酸が結びついて強固な状態になると、髪の弾力性や柔軟性が生まれるのです。

ほかにも、髪の内部にはメラニンと呼ばれる色素も含まれています。このメラニンは、量と種類によって髪の色を決めている物質です。


さらに、髪の毛は水分や脂質、ミネラル、ビタミンなどの栄養素を含んでおり、これらが健康な髪の成長と保護に重要な役割を果たしています。

髪の毛に良い食べ物はある

先述した通り、髪の毛の健康を保つためには、主成分であるケラチンを良好な状態にしておく必要があります。


そこで重要なのが、栄養素の一つであるタンパク質です。タンパク質を摂取することは、同じくタンパク質に分類されるケラチンの状態を維持します。


また、栄養豊富な食材やビタミン・ミネラルを含む食べ物は、髪の毛の健康をサポートします。
頭皮には、いくつもの毛細血管が張り巡らされ、その血管から毛根や髪の毛へ必要な栄養素が送られているからです。


つまり、「身体にいい」と考えられている食べ物は、基本的には髪にも良いでしょう◎

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髪の毛に悪い食べ物はほとんどない

食事で摂取した栄養素は、体内に行き渡る中で、その一部が髪にも届きます。
それぞれの食べ物には、いくつもの栄養素が含まれているため、特定の食べ物が直接的に髪の毛を悪化させるとはいえません


しかし、バランスの取れた食事をとることは、髪にとっても非常に大切です。


例えば、不規則な食生活で肌荒れを起こしてしまうのと同様に、ひとつの食べ物ばかりを好んでいると、髪には偏った栄養素しか与えられません。


また、髪にとって完全に悪いとは言えないものの、控えたほうがいい成分はあるので、注意が必要です。

髪の毛に良い食べ物

では、ここからは、髪の毛の健康を保つのに良い食べ物の種類や、その効果を説明します。
どれも身近で手に入る食材ばかりなので、毎日の献立に取り入れてみてください。

①タンパク質を含む食べ物

肉や魚、大豆製品などに含まれるタンパク質は、髪の毛の主成分であるケラチンの生成には欠かせません。
だから、毎日の食事で良質なタンパク質を摂れるようになると、ハリやコシのある髪に成長します。髪を伸ばしたい方には、特に重要な栄養素でしょう。

また、栄養素は「しっかり摂る」こともポイント。実は、身体に行き渡る栄養分のなかでも、頭皮や髪の毛への栄養は後回しになりやすいです。


タンパク質が入っているか否かだけではなく、摂取量もチェックし、頭皮や髪の毛まで栄養素が行き渡るようにしましょう。

18~64歳の女性の場合、タンパク質の推奨される摂取量は、1日あたり50グラム。これは、意識しないとなかなか摂取できない量で、私は食事以外にVALXのプロテインを飲むことで補っています!

②鉄分を含む食べ物

ほうれん草やひじき、レバーなどに含まれる鉄分も、髪の毛の成長には不可欠です。

鉄分が不足すると貧血に陥ってしまい、頭皮にある毛細血管から髪の毛へ必要な栄養素を送り出す機能が悪化する可能性があるからです。

特に、女性は生理周期の影響もあり、普段から抱えやすいストレスの原因は鉄分不足も関係していると考えられています。

鉄分は、ビタミンCやクエン酸と合わせて摂取すると、身体に吸収されやすくなるため、柑橘系のフルーツや梅干しと一緒に食べるのがおすすめです。

③銅を含む食べ物

牛肉や牡蠣、ココアなどに含まれる銅は、髪の毛の色をキレイに見せてくれる働きがあります。
銅は、髪色のもとになるメラニンという色素をサポートしてくれる栄養素です。そのため、適切な銅の摂取は、はっきりとしたカラーの美しい髪に近づくには欠かせません。

身の回りの多くの食品に含まれるので、通常の食生活で不足することはほとんどありませんが、偏った食事になりがちな方は、一度チェックしてみると良いでしょう。

髪の毛に悪い食べ物

ここからは、髪の毛に悪影響を及ぼす可能性のある食べ物を紹介します。
どれも身近に感じられるものばかりですが、髪にとって必要な栄養バランスを考え、適量を守って楽しむようにしましょう。

①脂っこい食べ物

揚げ物や脂身の多い肉類などは、美しい髪をキープするには控えるべき食べ物です。
なぜなら、身体から汗が出るように、頭皮からも皮脂が分泌されているからです。

脂っこい食べ物に含まれる過剰な脂肪分を摂取すると、頭皮の油分が増え、髪の毛をベタつかせる原因になります。

また、皮脂によって毛根が詰まりやすくなり、頭皮に吹き出物ができてしまうかもしれません。
普段から、ニキビなどの肌トラブルが起きやすい方は、特に気を付けたほうが良いでしょう。

②塩分を多く含む食べ物

塩分が多く含まれる食品は、血行を悪化させ、髪への栄養チャージが滞る原因です


また、過剰な塩分摂取は、体内の水分バランスを乱し、脱水症状を引き起こす可能性もあります。脱水症状が進行すると、髪の毛が乾燥しやすくなり、パサつきや枝毛につながる恐れもあります。


具体的には、チーズやソーセージなどの加工食品やインスタント食品などには塩分が多く含まれているため、食べ過ぎには注意しましょう。

③カフェインを含むもの

コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、睡眠を妨げる作用があり、おすすめしません。

質の高い睡眠は、美しい髪には必須の習慣です。睡眠によって、血流が増加すると、髪にも必要な栄養素が届きやすくなるからです。


また、その他にも、睡眠中に分泌される成長ホルモンには、身体の健康維持だけではなく、髪の成長や修復を促す役割もあるからです。


髪が伸びるスピードが遅い方やダメージヘアに悩む方は、一度カフェインを摂りすぎていないかチェックしてみてください。

まとめ:髪の毛をキレイにするなら食生活も見直そう◎

今回は、食べ物が髪に与える影響や、髪にとって良い食べ、悪い食べ物を紹介しました。

健康な髪を育てるためには、バランスの取れた食事が大切です。

特に、ダイエット目的で、厳しい食事制限や偏った食事内容を続けている方も、髪の栄養が不足しないよう注意してください◎

食生活を見直すときは、髪にも必要な栄養素を摂って、身体全体をキレイにしていきましょう◎