「梅雨になると、くせ毛がひどくなる」
毎年この季節になると、そう感じている方は多いですよね。朝セットしたのに、外に出た瞬間にうねりが戻ってくる。その繰り返しに、うんざりしている方もいるんじゃないでしょうか。
正直に言うと、くせ毛と梅雨の相性は最悪です。湿気が髪の内部に入り込み、うねりと広がりを一気に引き起こします。でも、正しい対策を知れば、梅雨でもくせ毛はちゃんとコントロールできます。
この記事では、梅雨のくせ毛がひどくなる理由と、今日から試せる対策5つをまとめました。うねりに悩む方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
梅雨になるとくせ毛がひどくなる3つの理由
まず、なぜ梅雨にくせ毛がひどくなるのか。原因を知ることで、正しい対策が見えてきます。
髪の内部構造と水分の関係
くせ毛がうねる最大の理由は、髪の断面が均一でないことです。くせ毛の髪は断面が楕円形や三角形になっており、部分によって水分の吸収量が違います。
梅雨の高湿度の空気の中では、髪が空気中の水分を吸い込みます。その際、吸収量の多い部分と少ない部分で膨らみ方に差が生まれ、うねりや広がりが起きるんです。
これはくせ毛の構造的な特性なので、完全に防ぐことはできません。でも、事前に対策することでうねりを最小限に抑えることは十分可能です。
キューティクルが開いて湿気を吸い込む
髪の表面を覆うキューティクルは、湿度が高いと開きやすくなります。キューティクルが開いた状態では、外の水分がどんどん髪の内部に入り込みます。
健康な髪ならキューティクルがしっかり閉じていて、湿気の影響を受けにくいです。しかしダメージを受けた髪は、キューティクルが剥がれやすくなっているため、梅雨の湿気に特に弱くなります。
ヘアカラーやパーマを繰り返してきた方ほど、梅雨にくせ毛がひどくなりやすいのはこのためです。
頭皮の皮脂バランスの乱れ
蒸し暑い梅雨は、頭皮の皮脂分泌が増える季節でもあります。皮脂が毛根付近に溜まると、髪の根元がベタつき、重みでさらにうねりが出やすくなります。
また、頭皮環境が乱れると髪の成長にも影響が出ます。梅雨のくせ毛対策は、表面のケアだけでなく頭皮のケアもセットで考えることが大切です。
あかり
毎朝アイロンしてもすぐうねりが戻ってきて、梅雨が本当に憂鬱です…
スタイリスト
アイロン前の「湿気ブロック」が抜けていることが多いです。スタイリング剤の使い方を変えるだけでかなり変わりますよ。
梅雨のくせ毛を抑えるシャンプーとトリートメントの選び方
くせ毛対策の土台は、毎日のシャンプーとトリートメントです。ここを変えるだけで、梅雨のうねりが明らかに落ち着くことがあります。
くせ毛に向いているシャンプーの成分
くせ毛には保湿力の高いシャンプーが向いています。髪内部の水分量を均一に保つことで、外の湿気を吸収しにくくなります。
シャンプーを選ぶときは成分表をチェックしてみてください。「ヒアルロン酸」「セラミド」「ケラチン」「コラーゲン」などの保湿成分が入っているものがおすすめです。
反対に、洗浄力が強い「ラウレス硫酸Na」が最初に記載されているものは、乾燥しやすくくせ毛がひどくなる場合があるので注意しましょう。
アミノ酸系洗浄成分(ラウロイルメチルアラニンNa等)+保湿成分(ケラチン・セラミド)の組み合わせが、くせ毛の梅雨対策に最適です。
洗い流さないトリートメントで湿気をブロック
シャンプー・トリートメント後に洗い流さないトリートメント(アウトバス)を使うことで、キューティクルを保護して湿気の侵入を防げます。
くせ毛がひどい方には、オイルタイプよりもクリームタイプかミルクタイプがおすすめです。髪全体にしっかりなじませて、コーティング効果を高めましょう。
ヘアケアにどこまでお金をかけるべきか迷う場合は、ヘアケアはどこにお金をかけるべきかも参考になります。
毎朝のくせ毛のうねりを抑えるスタイリング方法
シャンプーを変えても、スタイリングの順番が間違っていると梅雨のくせ毛はなかなか収まりません。朝のルーティンを少し変えるだけで、うねりの出方が変わります。
ドライヤーの使い方がうねりを決める
くせ毛の方にとって、ドライヤーは最も重要なヘアツールです。濡れた状態で放置すると、くせがそのまま定着してしまいます。
正しい順番はこうです。タオルドライ後、洗い流さないトリートメントをなじませ、根元から毛先に向かって上から下にブローします。このとき、ノズルを上から下に向けてキューティクルを閉じるイメージで当てると、うねりが出にくくなります。
完全に乾かすことが大切です。半乾きで終わるとくせが戻りやすくなります。
スタイリング剤で湿気をシャットアウト
ドライヤー後、スタイリング剤で髪の表面をコーティングすることで、外の湿気をブロックできます。
くせ毛の梅雨対策に向いているスタイリング剤は以下の通りです。
- ヘアオイル:保湿とツヤ出し。毛先中心に少量なじませる
- ヘアクリーム:しっかりまとまる。広がりやすい髪に
- ストレートアイロン用ミスト:熱から守りながら湿気もブロック
- スタイリングスプレー:仕上げに全体へ。持続力が上がる
湿気対策スタイリングの詳しいコツは巻き髪が取れない・湿気対策の方法もあわせて参考にしてみてください。
美容院で受けられるくせ毛・うねり対策メニュー
セルフケアだけでは限界を感じているなら、美容院のメニューを取り入れるのも有効な選択肢です。特に梅雨前に施術を受けておくと、シーズン中の扱いがかなりラクになります。
髪質改善トリートメントとの違い
くせ毛対策のサロンメニューには大きく2種類あります。
縮毛矯正は、くせ毛を化学的にまっすぐに固定します。効果が長続きする一方、ダメージが大きいため慎重な施術が必要です。
髪質改善トリートメントは、髪内部の構造を整えてうねりを落ち着かせるメニューです。縮毛矯正ほど強力ではありませんが、ダメージが少なくツヤ感も出ます。梅雨前に受けると、うねりと広がりを抑える効果が期待できます。
カットラインでくせ毛を活かす方法も
実は、カットの仕方でくせ毛を活かすアプローチも有効です。くせ毛の方にとって、重さのあるワンレングスよりも、レイヤーを入れて軽さを出したカットのほうが自然にまとまることがあります。
「梅雨でもまとまりやすいカットにしてほしい」と担当スタイリストに相談してみてください。技術力のあるスタイリストなら、くせ毛の流れを計算したカットを提案してくれます。
頭皮環境を整えてからサロンケアを受けると、より効果的です。頭皮ケアの正しい方法もあわせてチェックしてみてください。
くせ毛がまとまりやすくなる梅雨の生活習慣
実は、くせ毛のうねりは生活習慣にも影響されます。食事・睡眠・ストレスの状態が、髪の質感に直結しています。
髪に必要な栄養素を意識した食事
髪はたんぱく質でできています。たんぱく質・鉄分・亜鉛・ビタミンB群が不足すると、髪のコシとツヤが失われ、くせ毛がひどくなりやすくなります。
梅雨から夏にかけては、食欲が落ちてこれらの栄養が不足しがちです。卵・豆腐・鶏肉・ナッツ類を意識して取り入れてみてください。
睡眠と頭皮環境の関係
成長ホルモンは夜間の睡眠中に分泌され、髪の成長を助けます。睡眠不足や睡眠の質が悪いと、頭皮環境が乱れてくせ毛がひどくなることがあります。
就寝前のスマホを控え、7時間以上の睡眠を確保することが、くせ毛対策の意外な近道です。
外側ケア(シャンプー・スタイリング)と内側ケア(食事・睡眠)を組み合わせることで、梅雨のうねりは確実に落ち着いてきます。
まとめ
- くせ毛と湿気の関係を理解して、原因から対処する
- 保湿成分入りのシャンプー+洗い流さないトリートメントで湿気をブロック
- ドライヤーで完全に乾かし、スタイリング剤でコーティングして仕上げる
- 梅雨前に髪質改善トリートメントや縮毛矯正を検討する
- たんぱく質・睡眠・頭皮ケアで内側から髪の質を整える
くせ毛と梅雨は切っても切れない関係ですが、正しいケアを続ければ必ず扱いやすくなります。今日からひとつずつ試してみてください。あなたのくせ毛は、きっと変わります。
縮毛矯正や髪質改善について美容師に相談したい方は、ADDICT CAREの公式LINEに聞いてみるのもいいかもしれません。表参道にある美容院で、くせ毛・うねりのお悩みに詳しいスタイリストが在籍しています。
