結論から言うと、お風呂上がりの吸水アイテムは「乾かす時間を一番短くしたいならマイクロファイバーのキャップ型、頭皮が乾燥しやすい・摩擦に弱いなら純綿ガーゼのキャップ型、旅行や筋トレ後に荷物を増やしたくないならミニサイズのタオル型」で選ぶのがおすすめです。バスタオルで髪を強くこすって水分を取ると、キューティクルが開いた状態の髪に摩擦ダメージが入りやすくなります。今回は吸水ヘアキャップがタオルドライより髪に優しい理由と、タイプ別のおすすめ3品を美容師目線で比較します。乾燥が強い人・敏感肌の人は純綿タイプを選ぶなど、肌質によって向き不向きがあるので最後の注意点も読んでから選んでください。
タオルでゴシゴシ拭くと髪が傷みやすい理由
毛髪表面のキューティクルの状態は、髪同士の摩擦の起きやすさに影響することが研究で示されています(参考:ライオン「髪の風合いを科学する」)。お風呂上がりの髪は水を吸ってキューティクルが開いた状態になっているため、この状態でバスタオルを使って強くこすると、キューティクルが削れたり毛先が絡んで切れ毛になったりしやすくなります。吸水ヘアキャップやヘアタオルは、髪を「こすらず包んで水分を吸わせる」ことができるので、タオルドライに比べて摩擦の回数そのものを減らせます。
吸水ヘアキャップを使うメリット
メリットは主に2つです。1つ目は摩擦ダメージを減らせること。頭に巻いたまま他の家事やスキンケアができるので、ゴシゴシこする回数自体が減ります。2つ目はドライヤーの時間を短縮できること。あらかじめタオルより多くの水分を吸い取っておけるので、ドライヤーの熱に髪が当たる時間を短くできます。熱によるダメージが気になる人には特に向いています。
タイプ別・吸水ヘアキャップ&ヘアタオルおすすめ3選【比較表つき】
お風呂上がりの吸水アイテムは「マイクロファイバーのキャップ型」「純綿ガーゼのキャップ型」「ミニサイズのタオル型」の3タイプに分かれます。被って使うか、巻いて使うかという形状の違いも含めて、吸水力・価格帯・向く人を比較表にまとめました。
| タイプ | 吸水力・速乾性 | 価格帯 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| ①マイクロファイバー キャップ型(Factshop) | ★★★★★ 速乾重視 | プチプラ(¥1,490/2枚) | とにかく乾かす時間を短くしたい人 |
| ②純綿ガーゼ キャップ型(Tanzan) | ★★★☆☆ しっとり優しい | 中価格帯(¥2,900) | 頭皮が乾燥しやすい・摩擦に弱い敏感肌の人 |
| ③ミニサイズ タオル型(R・BOOM) | ★★★★☆ 瞬間吸水 | プチプラ(¥659〜) | 旅行・ジム・筋トレ後に持ち歩きたい人 |
①乾かす時間を短くしたいならFactshop タオルキャップ2枚セット
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マイクロファイバー素材で吸水力が高く、巻いておくだけでタオルドライよりも髪に残る水分量を減らせます。2枚セットなので洗い替えがあり、毎日使う人でも乾いたものをすぐ使えます。髪が多い・長い人は吸水力重視のこのタイプが時短効果を感じやすいです。
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②敏感肌・乾燥しやすい頭皮向けのTanzan 純綿ガーゼドライキャップ
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厚手の二重ガーゼ・純綿素材で肌当たりがやわらかく、マイクロファイバーの化繊素材が頭皮に合わない・ヒリつくという人に向いています。吸水スピードはマイクロファイバーよりゆっくりですが、肌への刺激を抑えながら水分を取りたい人にはこちらが安心です。
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③旅行・ジム用に荷物を増やしたくない人はR・BOOM ヘアドライタオル ミニ(巻くだけのタオル型)
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①②のような「被るキャップ型」ではなく、頭に巻いて使う「タオル型」ですが、コンパクトサイズで瞬間吸水をうたうタイプです。普段使いの本格キャップとは別に、旅行ポーチやジムバッグに1枚入れておく用として選ぶ人が多いアイテムです。価格が手頃なので「まず試してみたい」という人の入門用にも向いています。
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結局どれを選べばいい?タイプ別の結論
乾かす時間を最優先にするなら①マイクロファイバー、頭皮が乾燥しやすい・肌が敏感なら②純綿ガーゼ、旅行やジムに持ち歩くなら③ミニタイプを選んでください。普段使いと持ち歩き用の2枚体制にする人も多いです。
吸水ヘアキャップが向かない人・注意点
頭皮に湿疹やかぶれがある時は、化繊素材のマイクロファイバーで蒸れると悪化することがあるため、通気性の良い綿素材を選ぶか使用を控えてください。また吸水ヘアキャップはあくまで水分を減らす道具で、完全に乾かす効果はありません。仕上げは必ずドライヤーで根元からしっかり乾かしてください。生乾きのまま寝ると頭皮のにおいや雑菌の原因になります。
よくある質問
Q. ヘアキャップをつけたまま長時間放置してもいい?
A. 15〜20分程度を目安にしてください。つけたまま何時間も放置すると蒸れて雑菌が増えやすくなります。
Q. 洗い流さないトリートメントをつける前と後、どちらで使う?
A. ヘアキャップで水分を取った後にトリートメントをつける順番がおすすめです。水分が多すぎるとトリートメントが薄まって効果が出にくくなります。
お風呂上がりのケアと合わせて使うアイテムで迷ったら、こちらの記事も参考にしてください。
今回は、吸水ヘアキャップがタオルドライより髪に優しい理由と、タイプ別のおすすめ3品を比較しました。乾かす時間を短くしたいか、頭皮の敏感さを優先するかで選び方が変わるので、自分の髪質に合うタイプから試してみてくださいね。