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頭皮のべたつきがひどい5つの原因とすぐできる対処法 美容師が解説

夕方になると、なんだか頭皮がべたついて、髪がぺたんと潰れてしまう。指で分け目をさわると、ぬるっとした感触が残る。そんな経験、ありませんか。

朝はふんわり立ち上がっていたのに、お昼を過ぎたあたりから根元がぺったり。鏡を見るたびに、ちょっとがっかりしてしまうんですよね。

実はこのべたつき、ただ「皮脂が多いから」だけが原因ではなかったりするんです。洗いすぎや乾かし方、季節の影響まで、いくつかの要素が重なって起きていることがほとんど。

この記事では、美容師の視点から頭皮のべたつきがひどくなる原因と、今日からすぐできる対処法をわかりやすくお伝えします。読み終わるころには、「だからべたついてたんだ」とすっきりするはずです。

頭皮のべたつきがひどい人が見落としている本当の原因

頭皮のべたつきがひどい人が見落としている本当の原因

べたつきが気になると、つい「皮脂をしっかり落とさなきゃ」と思ってしまいますよね。でも、その思い込みこそが、べたつきを長引かせている張本人だったりします。

まずは、なぜ頭皮がべたつくのか。その仕組みからやさしくほどいていきましょう。

洗いすぎが逆に皮脂を増やしている

「べたつくから1日2回シャンプー」「ゴシゴシ強めに洗う」。気持ちはとてもよくわかります。でも、これが落とし穴なんです。

頭皮には、乾燥から肌を守るために皮脂を分泌する働きがあります。洗いすぎて皮脂を奪いすぎると、頭皮は「足りない、もっと出さなきゃ」と勘違いして、かえって皮脂をたくさん出そうとする

つまり、

洗う
→皮脂が減りすぎる
→頭皮があわてて皮脂を増やす
→またべたつく

という、ぐるぐる回る悪循環にはまってしまうわけです。100人いれば、べたつきに悩む人の何割かは、この「がんばりすぎ洗い」が原因だったりします。

ポイント

べたつき対策の第一歩は「しっかり洗う」ではなく「やさしく、適切に洗う」こと。洗いすぎは皮脂をかえって増やします。

梅雨と夏は皮脂の分泌が増える季節

6月から夏にかけて、急にべたつきが気になり始めた。それ、気のせいではありません。

気温と湿度が上がると、皮脂腺の働きは活発になります。汗もたくさんかくので、汗と皮脂が混ざって、よりべたつきやニオイが出やすい時期なんです。

とくに梅雨どきは、湿気で髪がまとわりつくうえに、頭皮も蒸れがち。一年のなかでも、頭皮環境がいちばん乱れやすいシーズンと言えます。

頭皮のかゆみまで出てきた、という方は、頭皮のかゆみがひどいときの対処法5つもあわせて読んでみてください。べたつきとかゆみは、根っこが同じことも多いんです。

すすぎ残しとドライ不足が皮脂を酸化させる

もうひとつ、見落とされがちなのが「洗ったあと」のケアです。

シャンプーやトリートメントがすすぎ切れていないと、その成分が頭皮に残ってしまいます。残った皮脂や汚れは時間とともに酸化し、べたつきだけでなく、いやなニオイのもとにもなります。

さらに、髪を生乾きのまま放置すると、湿った頭皮で雑菌が増えやすくなる。これもべたつき・ニオイの大きな原因です。

注意

「自然乾燥のほうが髪にやさしい」は思いこみ。生乾きは頭皮トラブルのもとです。洗ったらできるだけ早く乾かしましょう。

今日からできる頭皮のべたつき対処法5つ

今日からできる頭皮のべたつき対処法5つ

原因がわかったところで、ここからが本題。すぐに実践できる対処法を、効果の出やすい順に5つご紹介します。

どれも特別な道具はいりません。今日のお風呂から変えられることばかりです。

頭皮のべたつき対処法5つ
  1. 予洗いを1分かけて、汚れの7割を落とす
  2. 指の腹でやさしく洗い、爪を立てない
  3. すすぎはシャンプーの倍の時間をかける
  4. 洗ったらすぐ、根元から乾かす
  5. シャンプーをアミノ酸系に見直す

シャンプー前の「予洗い」を1分かける

いちばん簡単で、いちばん効果が出やすいのがこれ。シャンプーをつける前に、ぬるま湯だけで1分しっかり流す。たったこれだけです。

実は、髪と頭皮の汚れは、この予洗いだけで7割ほど落ちると言われています。汚れが先に落ちていれば、シャンプーは少しの量でしっかり泡立つ。結果、洗いすぎを防げるんです。

お湯の温度は38度くらいのぬるめがベスト。熱すぎるお湯は皮脂を奪いすぎて、また「皮脂を増やそう」スイッチが入ってしまいます。

指の腹でやさしく洗い、爪を立てない

べたつきが気になると、つい爪でガリガリ掻きたくなりますよね。でもこれは絶対にNG。頭皮が傷ついて、かえって皮脂やフケが増えてしまいます。

✕ NGな例

爪を立ててゴシゴシ。短時間で力まかせに洗う。すっきりした気がするけれど、頭皮はダメージを受けています。

◎ 正しい例

指の腹で、頭皮をマッサージするように。下から上へ、ゆっくり動かす。気持ちいいと感じる強さがちょうどいい目安です。

洗うのは「髪」ではなく「頭皮」。ここを意識するだけで、仕上がりがぐっと変わります。頭皮マッサージのやり方はたるみ顔は頭皮から改善 1日5分でできる簡単ケアでも詳しく紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

すすぎはシャンプーの倍の時間をかける

さきほどお伝えしたとおり、すすぎ残しはべたつきとニオイの大きな原因。だからこそ、すすぎはシャンプーの倍の時間をかけるくらいの気持ちで。

とくに襟足・耳の後ろ・生え際は、泡が残りやすい場所。「もう十分かな」と思ってから、さらに30秒。それくらい丁寧に流してちょうどいいんです。

洗ったらすぐ、根元から乾かす

お風呂上がりにスマホを見ているうちに、いつの間にか時間が経って生乾き。心当たり、ありませんか。

濡れた頭皮は雑菌が増えやすく、べたつき・ニオイの温床になります。タオルドライのあとは、できるだけ早くドライヤーで根元から乾かしましょう。

毛先より先に、根元。ここがコツです。正しい乾かし方は正しいドライヤーの乾かし方でまとめています。

シャンプーをアミノ酸系に見直す

ここまで試しても変わらないなら、シャンプーそのものを見直すタイミングかもしれません。

洗浄力の強い高級アルコール系シャンプーは、皮脂を落としすぎてしまうことがあります。べたつきに悩む方には、洗浄力がマイルドなアミノ酸系がおすすめ。必要な皮脂を残しながら、汚れだけをやさしく落としてくれます。

豆知識

裏面の成分表示で「ココイル〜」「ラウロイル〜」と書かれていたらアミノ酸系のサイン。選ぶときの目印にしてみてください。

どのシャンプーが自分に合うか迷ったら、使ってはいけないシャンプーランキングもチェックしておくと、選びやすくなりますよ。

べたつきと一緒に出やすい「ニオイ」を防ぐコツ

べたつきと一緒に出やすい「ニオイ」を防ぐコツ

頭皮のべたつきが気になる方の多くが、同時に「ニオイ」も気にしています。実はこのふたつ、原因がほぼ同じ。だから対策もセットで考えると効率的なんです。

枕カバーと帽子の蒸れに気をつける

毎日使う枕カバー。ここに皮脂や汗が染み込んで、寝ている間にニオイのもとになっていることがあります。週に2〜3回は交換するだけで、頭皮環境はぐっと整います。

梅雨から夏は、帽子の中の蒸れにも注意。長時間かぶりっぱなしにせず、ときどき脱いで風を通してあげましょう。

食生活が皮脂の量を左右する

あぶらっこいものや甘いものが続くと、皮脂の分泌が増えやすくなります。体の内側からのケアも、意外とあなどれません。

ビタミンB群を含む食材は、皮脂のバランスを整える手助けをしてくれます。詳しくは髪の毛に良い食べ物と悪い食べ物でも紹介しているので、毎日の食事の参考にしてみてください。

みなみ

みなみ

ちゃんと洗ってるのに夕方にはべたつくし、ニオイも気になって…。もう体質だってあきらめたほうがいいのかな。

スタイリスト

スタイリスト

体質だとあきらめるのはまだ早いですよ。多くの場合は洗い方やすすぎ、乾かし方を整えるだけで変わります。まずは予洗いとすすぎから見直してみましょう。

それでも改善しないときはプロに相談を

セルフケアを2〜3週間続けても変わらない。そんなときは、頭皮そのものの状態を一度プロに見てもらうのがいちばんの近道です。

自分では気づきにくい洗い残しのクセや、合わないシャンプーを使い続けているケースは本当に多いんです。美容師に頭皮を見てもらえば、自分に合ったケアが具体的にわかります。

頭皮環境を根本から整えたい方は、プレミアム頭身浴のメニュー【ADDICT CARE】のような頭皮スパで、蓄積した皮脂や汚れをリセットするのもひとつの方法。睡眠中の蒸れ対策とあわせたケアを提案してくれます

べたつきを繰り返さないための毎日の習慣

べたつきを繰り返さないための毎日の習慣

一度すっきりしても、また元に戻ってしまっては意味がないですよね。ここでは、べたつきを繰り返さないための毎日の習慣をまとめます。

夜にしっかり洗い、朝はお湯だけ

シャンプーは1日1回、夜だけで十分です。一日の汚れは夜にしっかりリセット。朝はお湯で軽く流すだけにすると、皮脂を取りすぎずにすみます。

「朝シャンしないとべたつく気がする」という方こそ、この習慣に切り替えてみてください。最初の数日は物足りなくても、頭皮が落ち着いてくると、夕方までさらっとした状態が続くようになります。

頭皮ケアアイテムを上手に取り入れる

スカルプ用のブラシや頭皮用ローションを取り入れると、ケアの質が上がります。皮脂づまりをやさしくオフしたり、頭皮にうるおいを与えたり。週末の集中ケアにぴったりです。

頭皮マッサージブラシの使い心地はETVOSマッサージブラシを正直レビューで詳しくお伝えしているので、気になる方はのぞいてみてくださいね。

頭皮ケアは「やりすぎない」のが鉄則。アイテムも毎日ではなく、週2〜3回から始めるのがちょうどいいバランスです。

季節に合わせてケアを変える

同じケアを一年中続ける必要はありません。皮脂が増える梅雨〜夏はさっぱりめに、乾燥する秋〜冬はしっとりめに。季節に合わせて切り替えると、頭皮はいつも快適でいられます。

とくにこれからの蒸し暑い時期は、皮脂とニオイの対策をしっかりと。今のうちに正しい習慣を身につけておけば、夏本番も安心して過ごせますよ。

まとめ|頭皮のべたつきは正しいケアで必ず変わる

まとめ|頭皮のべたつきは正しいケアで必ず変わる

頭皮のべたつきは、体質だからとあきらめるものではありません。原因を知って、正しく対処すれば、ちゃんと変えられます。

この記事のポイント
  1. 洗いすぎは皮脂をかえって増やす。やさしく洗うのが基本
  2. 梅雨〜夏は皮脂が増える季節。さっぱりケアに切り替える
  3. 予洗い・すすぎ・すぐ乾かすの3つが効果大
  4. シャンプーはアミノ酸系を選ぶと皮脂を取りすぎない
  5. 2〜3週間試しても変わらないならプロに相談を

朝のスタイリングが夕方まで崩れない。人と近づいてもニオイを気にしなくていい。頭皮が整うだけで、毎日の気持ちまで軽くなります。

今のべたつきをそのままにしておくと、ニオイやかゆみ、抜け毛にまでつながってしまうことも。だからこそ、気づいた今日から、できることをひとつずつ。まずは今夜の予洗いから、はじめてみませんか。

自分に合ったケアがわからず迷ったときは、プロに頼るのもかしこい選択です。表参道の美容院ADDICT CAREでは、頭皮の状態に合わせたケアを提案してくれます。気になる方はADDICT CAREの公式LINEから聞いてみるのもいいかもしれません。

あなたの頭皮、ちゃんと変われます。一緒に、さらっと心地いい毎日を取り戻していきましょう。

ps. もし「全部はむずかしい」と感じたら、まずは予洗いとすすぎの2つだけでOK。これだけでも、驚くほど変わる人がたくさんいます。