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頭皮のかゆみがひどいときの対処法5つ 原因とセルフケアを美容師が解説

朝起きたら、なんだか頭皮がムズムズする。気づいたら無意識にかいていた。梅雨に入ってから、そんな日が増えていませんか。

正直に言うと、頭皮のかゆみがひどいのは「洗いすぎ」が原因なこともあるんです。よかれと思ってゴシゴシ洗っているのに、かえって悪化させてしまっている。そんな方が、実はとても多かったりします。

かゆいからかく。かくから傷つく。傷つくからまたかゆくなる。この負のループにハマると、フケや赤みまで出てきて、髪型どころではなくなってしまいますよね。

この記事では、頭皮のかゆみがひどいときの対処法を、原因からセルフケアまで美容師目線でやさしく解説していきます。読み終わるころには「今日からこれをやればいいんだ」とスッキリしているはずです。

頭皮のかゆみがひどい5つの原因

頭皮のかゆみがひどい5つの原因

まず、なぜ頭皮のかゆみが起きるのか。ここを知らずに対処すると、ずっと同じ失敗をくり返してしまいます。原因は人によって違うので、自分がどれに当てはまるか確認してみてくださいね。

皮脂と汗の蒸れ

梅雨から夏にかけて、いちばん増えるのがこれ。湿気で汗をかきやすくなり、頭皮に皮脂と汗がたまります。その湿った環境が、かゆみのもとになる菌のすみかになってしまうんです。

髪が長い方や、毛量が多い方ほど蒸れやすくなります。とくに後頭部や生え際は、自分では気づきにくい場所。気づいたときには赤くなっていた、なんてこともあったりします。

湿気で髪が広がる仕組みについては、湿気で髪が広がってしまう理由と対策【ADDICT CARE】でもくわしく解説されています。頭皮の蒸れとあわせて読むと、梅雨の髪トラブルの全体像が見えてきますよ。

シャンプーの洗いすぎ・すすぎ残し

かゆいと、つい1日に何度も洗いたくなりますよね。でもこれが逆効果。洗いすぎると頭皮を守る皮脂まで流れてしまい、乾燥してまたかゆくなります。

もうひとつ多いのが、すすぎ残し。シャンプーやトリートメントが生え際や耳のうしろに残ると、それが刺激になってかゆみを引き起こします。すすぎは、自分が思っている時間の倍くらいが目安です。

ポイント

かゆいからといって1日2回以上洗うのは逆効果。頭皮を守る皮脂まで落としてしまい、乾燥性のかゆみを招きます。

頭皮の乾燥

意外かもしれませんが、乾燥もかゆみの大きな原因です。顔と同じで、頭皮も乾くとバリア機能が落ちて、ちょっとした刺激でかゆくなります。

とくに洗浄力の強いシャンプーを使っている方、エアコンの効いた部屋に長くいる方は要注意。フケが粉のように細かく出る場合は、乾燥タイプのサインだったりします。

シャンプーやスタイリング剤が合っていない

洗浄力が強すぎるシャンプー、香料の多いスタイリング剤。これらが肌に合わず、かゆみを起こしているケースもあります。新しい商品に変えてからかゆくなった、という方はこれを疑ってみてください。

自分の頭皮タイプに合った商品を選ぶことが、遠回りに見えていちばんの近道なんです。シャンプー選びに迷ったら、美容師が本音で教える使ってはいけないシャンプーランキング5選と正しい選び方が参考になりますよ。

生活習慣やストレス

睡眠不足やかたよった食事、ストレス。これらも頭皮の状態を左右します。体の中が乱れると、頭皮の皮脂バランスも崩れてしまうんです。

外側のケアだけでなんとかしようとして、なかなか改善しない。そんなときは、生活のリズムを見直すと変わることがあります。実は、ここがいちばん見落とされがちなポイントだったりします。

頭皮のかゆみがひどいときのNG行動

頭皮のかゆみがひどいときのNG行動

よかれと思ってやっていることが、かゆみを悪化させている。そんな「もったいない行動」を先にお伝えします。心当たりがあったら、今日からやめてみてくださいね。

かきむしる・爪を立てる

いちばんやってはいけないのがこれ。爪で頭皮を傷つけると、そこから雑菌が入り、炎症やかさぶたにつながります。かゆいときは、指の腹でやさしく押さえるだけにとどめましょう。

✕ NGな例

かゆいところを爪でガリガリかく。一瞬スッキリしても、傷ついた頭皮がさらにかゆくなる悪循環に入ります。

◎ 正しい例

指の腹で軽く押さえる、または冷たいタオルで冷やす。刺激を最小限にして、かゆみの波が引くのを待ちます。

熱いお湯で洗う

熱いシャワーは気持ちいいですが、必要な皮脂まで一気に奪います。すると乾燥して、かゆみがぶり返す。お湯の温度は38度前後、ぬるめが正解です。

ドライヤーをかけずに寝る

濡れたまま寝ると、頭皮が蒸れて菌が増えやすくなります。せっかく清潔にしても、これでは台なし。お風呂上がりは、根元までしっかり乾かす習慣をつけたいですね。

乾かし方のコツはうるツヤ美髪博士による正しいドライヤーの乾かし方でくわしく紹介しています。頭皮を起点に乾かすのがコツですよ。

今日からできる頭皮のかゆみの対処法5つ

今日からできる頭皮のかゆみの対処法5つ

ここからが本題。頭皮のかゆみを落ち着かせる、具体的な対処法を5つお伝えします。どれも今日から始められるものばかりです。

頭皮のかゆみを抑える5ステップ
  1. シャンプー前にブラッシングで汚れを浮かせる
  2. ぬるま湯で予洗いを1分しっかり行う
  3. 指の腹で頭皮をマッサージするように洗う
  4. すすぎは倍の時間をかけて残さない
  5. ドライヤーで根元まで完全に乾かす

正しいシャンプー方法に変える

かゆみ対策の基本は、正しい洗い方です。まず乾いた髪をブラッシングして、ホコリや皮脂を浮かせます。それからぬるま湯で1分ほど予洗い。これだけで汚れの7割は落ちると言われています。

シャンプーは手のひらで泡立ててから、指の腹で頭皮をもむように洗います。爪は立てません。そしてすすぎは、自分が思う倍の時間。耳のうしろや生え際まで、丁寧に流しきってください。

正しい洗い方の細かいポイントは、シャンプーするときに知らないと損する4つの注意点と正しい洗い方にまとめてあります。

頭皮にやさしいシャンプーを選ぶ

洗浄力が強すぎないアミノ酸系のシャンプーは、頭皮への刺激がおだやかです。かゆみが気になる時期は、こうしたタイプに切り替えてみるのもひとつの手。

香料や着色料が少ないシンプルな処方のものを選ぶと、肌への負担が減ります。「これに変えたらかゆみが落ち着いた」なんて言ってくださる方もたくさんいます。

頭皮を保湿する

乾燥タイプのかゆみには、保湿が効きます。お風呂上がりの清潔な頭皮に、頭皮用の化粧水やローションをなじませると、つっぱり感がやわらぎます。

顔のスキンケアと同じ感覚です。乾いているなら、うるおいを足してあげる。シンプルですが、これでかゆみがぐっと減る方は多いんです。

みなみ

みなみ

毎日ちゃんと洗ってるのに、なんでかゆくなるの?洗い方が悪いのかな…

スタイリスト

スタイリスト

毎日洗っているのにかゆいなら、洗いすぎで乾燥しているサインかもしれません。回数より、すすぎと保湿を意識してみてくださいね。

食事と睡眠を整える

頭皮は、体の一部。中からのケアも大切です。皮脂のバランスを整えるビタミンB群や、肌の材料になるたんぱく質を意識して摂ると、頭皮の調子が変わってきます。

何を食べるといいかは、髪の毛に良い食べ物と悪い食べ物を徹底解説!でくわしく紹介しています。あわせて、睡眠をしっかりとることも忘れずに。

頭皮マッサージで血行を促す

頭皮がこわばっていると、血のめぐりが悪くなり、トラブルが起きやすくなります。1日5分、指の腹で頭皮をやさしく動かすマッサージを習慣にしてみましょう。

やり方はたるみ顔は頭皮から改善!1日5分でできる簡単ケア&マッサージ方法を徹底解説を参考にしてください。気持ちよくて、リラックス効果もありますよ。

こんな頭皮のかゆみは専門家に相談を

こんな頭皮のかゆみは専門家に相談を

セルフケアで落ち着くかゆみがほとんどですが、なかには専門家に診てもらったほうがいいケースもあります。我慢しすぎないことも、大切なケアです。

赤みやフケがひどいとき

頭皮が赤くなっている、大きなフケがボロボロ出る。こうした症状が続くときは、肌のトラブルが起きているかもしれません。市販品で様子を見るより、皮膚科で相談したほうが安心です。

注意

かゆみに加えて、赤み・ジュクジュク・かさぶた・脱毛などがある場合は、自己判断せず皮膚科を受診してください。

セルフケアでも改善しないとき

2週間ほどセルフケアを続けても変わらないなら、原因がほかにあるのかもしれません。頭皮の状態は、自分ではなかなか見えにくいもの。プロの目で見てもらうと、思わぬ原因が見つかることがあります。

頭皮環境の悩みは、信頼できる美容院でも相談できます。表参道のADDICT CAREには頭皮から全身をいたわるプレミアム頭身浴というメニューがあり、蒸れやこわばりが気になる方に合うケアを提案してくれます。気になる方はADDICT CAREの公式LINEから聞いてみるのもいいかもしれません。

セルフケアと頭皮の基礎知識については、ヘアケアを継続するには?モチベーションがアップする方法を徹底解説!もあわせてどうぞ。続けることが、いちばんの近道です。

まとめ 頭皮のかゆみは正しいケアで落ち着く

まとめ 頭皮のかゆみは正しいケアで落ち着く

頭皮のかゆみは、原因を知って正しく対処すれば、ちゃんと落ち着いていきます。最後に、今日のポイントを整理しておきますね。

この記事のまとめ
  1. かゆみの原因は蒸れ・洗いすぎ・乾燥・合わない商品・生活習慣
  2. かきむしる・熱いお湯・濡れたまま寝るのはNG
  3. 正しい洗い方とすすぎでかゆみの多くは防げる
  4. 乾燥タイプは頭皮の保湿が効く
  5. 赤み・フケがひどい、改善しないときは専門家へ

かゆくてイライラする毎日から、頭に手をやらずに過ごせる毎日へ。ちょっとした習慣の見直しで、頭皮はきっと変わります。まずはできそうなことを、ひとつだけ今日から始めてみてくださいね。

あなたの頭皮も、髪も、これからもっと心地よくなれます。鏡を見るのが楽しみになる、そんな日々を一緒に取り戻していきましょう。

ps. かゆみが落ち着くと、不思議と髪のツヤまでよく見えてくるんです。頭皮ケアは、美髪への第一歩。あなたのペースで、無理なく続けていきましょう。